2022年6月13日、中國メディアの天目新聞は、河北省の飲食店で女性客が男らに激しい暴行を受けて重傷を負(fù)い、集中治療室に搬送された事件の続報(bào)を伝えた。

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事件は同省唐山市の現(xiàn)地時間飲食店で10日午前2時40分ごろに発生。店內(nèi)で飲食をしていた女性3人グループのテーブルに男が歩み寄り、1人の體に手を回そうとして拒否されると、その女性に突っかかり顔を引っぱたいた。女性が応戦すると店內(nèi)は亂闘騒ぎとなり、男のグループ數(shù)人が女性を店外に引きずり出して毆る蹴るの激しい暴行を加えた。その一部始終が防犯カメラによって撮影されており、SNS上で動畫が拡散して世間から注目を集めた。

記事によれば、事件により暴行を受けた女性2人が病院に運(yùn)ばれ、2人が軽傷を負(fù)った。搬送された2人は一時集中治療室で治療を受けたようだが、病院関係者によれば13日時點(diǎn)ですでに一般病棟に移ったという。また、ネット上で1人が死亡したとの情報(bào)も流れていたが、同市の婦女連合會関係者がこの情報(bào)を否定、入院中の2人は容態(tài)が安定していると説明した。暴力を振るった男のグループについては、男7人女2人の計(jì)9人がすでに警察に身柄を拘束されたという。

被害を受けた女性2人の容態(tài)が安定し、一般病棟に戻ったとの情報(bào)は微博で大きな関心を集め、関連ワードが微博のトレンドワードランキングで1位になった。

この事件について中國のネットユーザーは「一般病棟に移ったってことは、それまで瀕死（ひんし）のダメージを受けていたということ。何の後遺癥もなく回復(fù)することを祈る。がんばれ！」など、被害者を勵ますコメントを寄せている。

一方で「あれだけボコボコにされてICUに入って2日で一般病棟に戻れるものなのか？」「被害者本人たちの話もなければ寫真もないのはどうしてなのか。情報(bào)は信じられない」など、中國では一般的な、被害者あるいはその家族へのインタビューや入院中の被害者の様子を撮影した寫真や動畫がメディアから出されていないこと、けがの程度を含めた事件後の情報(bào)について當(dāng)局や病院が公にしていないことなどから、加害者に何らかの後ろ盾があり、情報(bào)を隠蔽（いんぺい）しているのではないかとの疑問を投げ掛けるユーザーも多く見られた。（翻訳?編集/川尻）