2022年6月14日、韓國?インサイトによると、現(xiàn)代自動車の電気自動車（EV）「アイオニック5」がトールゲートの衝突衝撃緩衝具に突っ込む事故が起き、車に乗っていた男女2人が死亡した。

記事によると、4日午後11時ごろ、韓國?釜山市江西區(qū)の南海高速道路のトールゲートを通過しようとしたアイオニック5が衝突衝撃緩衝具に突っ込み、火災(zāi)が発生した。通報を受けた消防隊(duì)員らは午後11時15分ごろに現(xiàn)場に到著し、火を消し止めたが、車は全焼したという。

監(jiān)視カメラを分析した結(jié)果、車は衝突からわずか3秒で炎に包まれ、運(yùn)転席にいた30代男性と助手席にいた40代女性は脫出できなかった。

消防當(dāng)局は、バッテリーの溫度が一気に高溫になる「バッテリー熱暴走」が事故の原因とみている。バッテリー熱暴走とは、バッテリーの外部に衝撃が加えられたときにバッテリーパックで火災(zāi)が発生する現(xiàn)象。これが起きると短時間で溫度が800度まで上昇する。

車は5日午前0時ごろに鎮(zhèn)火したようにみえたが再び発火し、完全に鎮(zhèn)火するのに7時間以上を要したという。

17年以降に韓國で発生した電気自動車火災(zāi)は69件に上り、その多くが充電中や駐車中に発生した。今回、交通事故による火災(zāi)がバッテリーのため死者の発生にまでつながったことから、「バッテリーを保護(hù)できるよう設(shè)計し、今よりもっと多様な狀況で衝突テストを行う必要がある」との指摘が出ているという。

これを見た韓國のネットユーザーからは「道路上の爆弾だ。小さな衝撃でも、蓄積された電気エネルギーが熱エネルギーに変換され火災(zāi)?爆発が起きる」「內(nèi)燃機(jī)関車だったら2人は軽傷で済んでいただろう」「電気自動車を買おうかどうかさんざん悩んでいたけれど、これで決心がついた」「自分が安全運(yùn)転をしていても、事故に巻き込まれることはある。電気自動車の購入は時期尚早だ」「電気自動車が地下駐車場で軽い事故を起こしたら、マンションやビルが丸ごと焼失してしまう可能性もある。電気自動車は販売中止にするべき」「電気自動車の橫に駐車するのも怖い」など電気自動車に対する不安の聲が続出している。

その他「インフラや安全性を考えると、電気自動車は內(nèi)燃機(jī)関車より安くあるべき」「人間にとって最も大きな価値が安全と命なのに、それを無視し高いお金を払って電気自動車を買う必要がある？」などの聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）