現(xiàn)地時間12日、ロシア企業(yè)が買収して店名を変更した「ロシア版マック」の第1弾15店舗が営業(yè)をスタートした。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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午前9時の開店時間には、最初の客がすでに待ち構(gòu)えていた。正午近くになると、約600人が入れる店の前に長蛇の列ができていた。

「味は（マックと）同じか、さらにおいしくなっている」。タス通信の報道によると、オープン初日に店を訪れた客の多くが、この「ロシア版マック」の味に満足したという。

メニューや価格はそれほど変わらず、ソフトクリームが39ルーブル（約93円）、ティーが55ルーブル（約132円）、2段式ハンバーガーは348ルーブル（約835円）、2人前のセットが約600ルーブル（約1440円）だ。

品質(zhì)だけでなく、スタッフもこれまでと変わらない。マックで13年働いてきたスベトラーナさんは、「退職した人はいない。帽子の『M』字マークはなくなったけれど、それ以外は何も変わらない。私たちスタッフはずっと給料をもらっていたし、ボーナスまで支給された」と話した。

この新しいファストフードチェーンの新オーナーのアレクサンドル?ゴボル氏は、年內(nèi)に70億ルーブル（約168億円）を投入して企業(yè)を発展させる計畫で、従業(yè)員の総數(shù)は5萬1000人に達(dá)する見込みだ。さらに新ブランドの店舗を1000店まで増やすという。

ゴボル氏は「現(xiàn)地化メニュー計畫」も発表し、「これまでマックのフライチャイズ店には厳格な基準(zhǔn)があって、現(xiàn)地化などはできなかったが、『両手が自由になった』ので、今後はさまざまなプランを試すことが可能になる」と述べた。

マックが「ロシアからの撤退」を高らかに宣言してから1カ月後、「ロシア版マック」が新たに誕生し、現(xiàn)地化の優(yōu)位性を生かして再び営業(yè)を始めた。なじみの味に背後には、チャンスに満ちた市場が引き続き橫たわり、モスクワのセルゲイ?ソビャーニン市長が述べたように、「ロシア市場からの撤退はマックにとっての損失」にほかならない。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）