臺灣のミサイル、「北京を射程圏內」と立法院長、上海に屆く巡航ミサイルも

Record China    2022年6月19日(日) 11時10分

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臺灣の立法院長(國會議長)が「われわれには北京を射程圏に収めるミサイルがある」と明らかにした。臺灣には上海にも屆く巡航ミサイルを配備する計畫もあるとされる。寫真は北京?天安門広場。

臺灣の游錫堃?立法院長(國會議長)が「われわれには北京を射程圏に収めるミサイルがある」と明らかにした。臺灣メディアが報じた。臺灣には上海にも屆く巡航ミサイルを配備する計畫があるとされ、発言は軍事的圧力を強める中國をけん制する狙いがあるとみられる。

臺灣の自由時報や連合報によると、游立法院長は12日、臺灣メディア主催のオンライン講演會で射程2000キロの「雲峰ミサイル」に言及?!钢袊吓_灣攻撃を熟考しなければならない」と語った。

游氏は陳水扁総統(tǒng)時代の2002年から05年に行政院長(首相)を務めた。行政院長時代から「雲峰ミサイルが北京に到達できるという事実を知っていたが、言えなかった」とし、「現(xiàn)在量産している」と説明した。

講演會で游氏は「臺灣人自身に戦う意思がなければ、どんなに良い武器があっても無駄だ」と指摘。「ウクライナで起きている戦爭は臺灣人に多くのことを教えてくれた。侵略者と勇敢に戦うウクライナ人を見習いたい」とも話した。 同時に「臺灣には臺灣海峽という ”天然の防壁”があるという點が、ロシアとウクライナの戦爭とは異なる點だ」とした。

さらに「臺灣は中國共産黨に追いやられて臺灣に退卻した蔣介石のように、中國本土回復のための侵攻や北京と三峽ダムを攻撃したりはしない」と強調?!浮喝澜绀蚊裰髦髁x國家たちは臺灣を助け防衛(wèi)に乗り出すだろう』という戦略的明確性をとり、中國に『臺灣との戦爭により、大きな代価を支払うことになる』ということを分からせなければならない」と述べた。

臺北から北京までの直線距離は約1800キロ。米シンクタンクの戦略國際問題研究所(CSIS)が18年3月に発表した報告書には「臺灣の軍は射程2000キロの雲峰ミサイルを配備している」との內容があった。當時、臺灣でミサイル開発などを擔當する中山科學研究院はメディアの取材に対し、「秘密だ」として肯定も否定もしなかった。

一方、ロイター通信などによると、臺灣が計畫中の巡航ミサイルは射程1000~1200キロの地上発射型。防御力を強化した軍事拠點を攻撃する高爆発弾頭を持つタイプと飛行場を破壊するための分散弾頭を搭載するタイプの2種類がある。

臺灣のシンクタンク「國家政策研究財団(NPT)」の研究員は「上海や浙江省など中國人民解放軍の東部戦區(qū)のほとんどの基地に到達可能」と誇示?!钢袊姢闻_灣侵攻ペースを遅らせたり阻害したりして短期間で決著がつくのを防ぐ。臺灣軍の能力を大幅に高めることが可能だ」と言及した。(編集/日向)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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