2000年代生まれの大卒者、9割近くが「殘業(yè)希望」か―中國

人民網(wǎng)日本語版    2022年6月20日(月) 9時0分

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調査に回答した大卒者のうち、2000年代生まれは「殘業(yè)を希望する」とした人が88.1%に上り、世代別で最も高かった。資料寫真。

「00後(2000年代生まれ)」の殘業(yè)に対する態(tài)度が、これまでずっと議論の的だった。生活サービスプラットフォームの58同城と就職情報サイトの趕集直招がこのほど発表した「2022年卒業(yè)シーズン調査研究分析報告」によると、調査に回答した大卒者のうち、「00後」は「殘業(yè)を希望する」とした人が88.1%に上り、世代別で最も高かった。

「もうどうにもならない。うそ」。厳しさと複雑さを増す雇用情勢の中、大部分の「00後」は実際には非常によくがんばっている。

同報告によると、就職に対する態(tài)度を見ると、「すぐに働きたい」が79%に上り、「就職する時期を遅らせる」は20%、「しばらくは働きたくない」は1%にとどまった。ネットユーザーの間で「00後は行き過ぎた競爭に反対」ということが議論になるが、同報告は異なる結論を出した。

回答した大卒者を年代別に見ると、「殘業(yè)を希望する」の割合が最も高かったのは「00後」で88.1%に上った。今年の大卒者は殘業(yè)に対してこれまでと違った見方をしており、29.1%が「殘業(yè)でより多くのことを學べる」との見方を示し、「自分のキャリアアップに役立つ」は40.5%、「仕事が好きだがら殘業(yè)する」は20.6%だった。

同報告によると、「00後」が口ではだめと言いながら実際には努力する矛盾した態(tài)度を示すのは、主として就職に対する不安に根ざしており、自分で自分のストレスを解消している側面がより強い。また、將來性のある良い仕事やポジションが目の前にあれば、「00後」は誰よりも努力することをいとわないという。

ただ、「00後は殘業(yè)を希望する」との結論に対し、次のような異なる見方もある。この報告は就職関連サイトでの調査に基づくもので、仕事を探している大卒者の多くは履歴書が1次選考を通過することを何よりも重視し、仕事の細かい部分についてはひとまず考えない。そのため調査の結論は、「『00後』の大卒者の90%近くが殘業(yè)を希望する」ではなく、「『00後』の大卒者の90%近くが、殘業(yè)を希望すると言うことが就職活動に有利に働くと考えている」ことになる。

また同報告によると、給與?福利厚生、個人のキャリアアップ、昇進メカニズムなどが大卒者の非常に重視する要素だ。90%近くが実習生を1回以上経験しており、「実習の経験が就職活動で役に立つ」と考えているという。((提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS)

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