中國の新空母「福建」は通常動力、中國メディア「原子力の方が優(yōu)位とは限らない」

Record China    2022年6月19日(日) 6時(shí)30分

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中國3隻目の航空母艦である「福建」が進(jìn)水した(寫真)。米國は原子力空母を運(yùn)用しているが「福建」は通常動力だ。中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は、現(xiàn)狀では原子力空母が優(yōu)位であるかどうか不明と論じる記事を発表した。

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中國船舶集団の江南造船所で17日午前、中國3隻目の空母の進(jìn)水命名式が行われた。艦名は「福建」。米海軍は原子力空母を運(yùn)用しているが、「福建」は通常動力だ。中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)はSNS公式アカウントの「樞密院十號」を通じて、現(xiàn)狀では「原子力空母の優(yōu)位性は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)でははっきりしていない」などと論じる記事を発表した。以下は、その抄訳だ。

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航空母艦の動力源は原子力と內(nèi)燃機(jī)関(通常動力)に大別できる。世界の現(xiàn)役空母で原子力を採用しているのは、米國のニミッツ級とフォード級、フランスのシャルル?ドゴールだけだ。その他の空母はいずれも通常動力だ。

原子力空母の主たる強(qiáng)みは「無限に近い航続能力」だ。さらに燃料タンクや煙突の空間を節(jié)約できるので、より多くの武器や裝備、艦載機(jī)の燃料を搭載できる。

しかし通常動力空母と原子力空母で、作戦効率に大きな違いはない。米空母「キティーホーク」は2009年まで現(xiàn)役だったが、艦載機(jī)部隊(duì)は同時(shí)期の原子力空母と大差なかった。

一方で、原子力空母には短所も目立つ。まず、建造費(fèi)が高く、建造期間が長く、補(bǔ)修の難易度が高い。さらに、戦闘時(shí)に被害を受ければ、深刻な事態(tài)が生じかねない。

例えば「フォード」クラスのA1B加圧水型原子爐2基の建設(shè)費(fèi)は數(shù)十億ドル(2022年6月18日時(shí)點(diǎn)の為替レートで、50億ドルは約6750億円)もする。原子爐を保護(hù)機(jī)構(gòu)の建造にも莫大(ばくだい)な費(fèi)用もかかる。さらに、原子力空母は解體費(fèi)用も通常動力の空母に比べてはるかに高い。全壽命期間の費(fèi)用累計(jì)を見ると、原子力空母の場合は通常動力空母を大きく上回るとされる。

また、航空母艦は護(hù)衛(wèi)のための巡洋艦や潛水艦、補(bǔ)給艦など多數(shù)の軍艦で構(gòu)成される「空母打撃群」と呼ばれる艦隊(duì)として行動する。原子力空母の最大の長所は航続距離の長さだが、「空母打撃群」のその他の軍艦は通常動力であり、しばしば補(bǔ)給する必要がある。原子力空母の航続距離を生かして世界展開するためには、世界各地に拠點(diǎn)を造って兵たんを確保せねばならない。世界展開を考えない國の場合、本當(dāng)に原子力空母を必要とするかどうかは、議論の余地がある。

ただし、より長期的に考えれば、原子力空母には優(yōu)位性があると言える。技術(shù)の進(jìn)歩に伴い、電磁力により砲弾を射出するレールガンやその他の電磁力を利用する兵器が出現(xiàn)するからだ。それ以外にも電子機(jī)器の大幅増で、艦內(nèi)での電力需要は急増すると考えられる。

米國の原子力空母の?ジェラルド?R?フォード?級空母や英國の通常動力空母である「クイーンエリザベス」は、総合電力推進(jìn)システムを採用している。まず高出力発電機(jī)で発電して、狀況に応じて動力システム、レーダーシステム、武器システムなどの異なる部門の電力需要をコンピューターで精密に計(jì)算して分配する方式だ。

高速航行が必要な場合には推進(jìn)システムに電力を優(yōu)先して供給し、作戦時(shí)には電力を武器システムなに供給する。將來は艦內(nèi)での電力需要が現(xiàn)在よりも大幅に増大する見込みだが、通常動力システムでは発電量を大きく増やす事は困難だ。しかも通常動力では、長時(shí)間にわたりフル出力で運(yùn)転することが難しい。出力が大きく、持続作業(yè)時(shí)間が長いという原子力が有利になっていくことは明らかだ。(翻訳?編集/如月隼人

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