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23日、環(huán)球網(wǎng)は、「中國から受注を奪った日本によるインドでの高速鉄道建設(shè)が遅々として進まない」とする記事を掲載した。
2022年6月23日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、「中國から受注を奪った日本によるインドでの高速鉄道建設(shè)が遅々として進まない」とする記事を掲載した。
記事は、日本メディアの報道として、日本が受注しているムンバイ―アフマダーバードを結(jié)ぶ全長508キロの高速鉄道建設(shè)が、2017年の著工から5年でわずか10キロ程度しか進んでいないことが明らかになったと紹介。同鉄道は設(shè)計時速320キロで、現(xiàn)在7時間かかっている両都市間の移動が3時間弱にまで短縮されると伝えた。
一方で、5月23日には在インド日本大使館がインド政府との間で1000億円の借款を提供する合意文書に署名し、この借款は同鉄道の第3期建設(shè)に用いられることが報じられると、日本のネットユーザーからは「技術(shù)やらお金やらをどんどん提供して、どうするつもりなのか」「一體いつ完成するのか」「日本は本當(dāng)にインドに食い物にされている」「中國に勝とうとした結(jié)果がこのザマだ」といった批判的なコメントが寄せられたと紹介している。
また、同鉄道の建設(shè)を日本が請け負(fù)った経緯についても言及し、2016年11月にモディ首相が訪日した際、當(dāng)時の安倍晉三首相が當(dāng)初の計畫を改めてまでモディ首相を新幹線に試乗させて日本の高速鉄道技術(shù)をPRし、中國の受注競爭に勝つ5兆円の低利子融資を提案したところ、インド側(cè)が中國のオファーを蹴って日本にプロジェクトを任せる決定をしたと説明した。
そして、翌17年に両首相が出席して著工式が行われ工事が始まったものの、さまざまな課題に直面したことで當(dāng)初インド獨立75周年にあたる22年としていた開業(yè)時期が28年12月まで大きくずれ込んでいると伝えた。
記事はその上で、日本メディアの分析として同鉄道の工事が大幅に遅れている理由を3點紹介。土地の収容が進んでおらず、21年9月時點でムンバイのあるマハラシュトラ州の用地確保がわずか30%にとどまっていること、新型コロナなどによる工事延期や人件費の上昇によって総工費が大きく増え、日本政府が當(dāng)初推算していた1兆6800億円から3兆円前後にまで膨れがっていること、そして高架化設(shè)計や日本側(cè)の設(shè)計費用全額負(fù)擔(dān)をインド側(cè)が求めていること、日本側(cè)が當(dāng)初インド企業(yè)を用いず、コスト削減の必要からやむなくインド企業(yè)に土木工事をやらせようとしていることなどからくる、両國間の不信感を挙げている。(翻訳?編集/川尻)
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