大ヒット配信中の中國時代劇ドラマ「夢華録」について、広告枠にも人気が集中し、騰訊視頻（テンセント）にもたらした広告料は最低でも1億5000萬元（約30億円）を超えたとされている。

今月2日に騰訊視頻で配信をスタートした「夢華録」は、リウ?イーフェイ（劉亦菲）とチェン?シャオ（陳暁）が主演し、北宋時代を舞臺にした時代劇ドラマ。ドラマや映畫の情報(bào)サイト?豆瓣（douban）のユーザー評価では、10點(diǎn)満點(diǎn)のうち最高8．8點(diǎn)と、今年の中國ドラマでは最高點(diǎn)をマーク。最初の1週間で再生回?cái)?shù)は10億回を超えるなど、記録的なヒット作になっている。

人気の高まりとともに広告枠も爭奪戦が繰り広げられ、経済ニュースの新浪（SINA）財(cái)経によると、26話の時點(diǎn)で約30社が參入。その中でもペプシコーラ、ミード?ジョンソンといった有名外資企業(yè)が広告枠を買い占め、他社の參入が難しい狀況に。ドラマの開始前、中間、終了後で広告料は大幅に違うものの、「夢華録」で設(shè)定された最低ラインは広告1秒につき10萬元（約200萬円）となっている。

このため、同じく26話の時點(diǎn)で騰訊視頻にもたらした広告収入は、少なく見積もっても1億5000萬元（約30億円）を上回る金額になる。なお、「夢華録」は40話で構(gòu)成され、今月26日に最終話の配信を予定している。(Mathilda)