2022年6月24日、韓國メディア?韓國経済は「この20年で韓國の半導(dǎo)體の特許競爭力が低下し続けている」と伝えた。記事は「特許は科學(xué)技術(shù)に対する排他的権利であり、長期間にわたり富を創(chuàng)出できる知識財産（IP）だ」と説明している。

2017～2021年の特許出願上位5カ國?地域（日本、米國、歐州、中國、韓國）の半導(dǎo)體特許動向によると、歐州連合（EU）の登録特許は直近5年（2012～2016年）より77％、中國は50％急増した。登録件數(shù)は米國が14萬619件で不動の1位を守った。韓國は4．2％増加の5萬7939件で米國の41．2％にすぎず、4位にとどまった。中國は9萬2780件を登録し、日本（6萬9670件）を抑えて2位となった。記事は「登録特許は、その國が“使える”技術(shù)をどれだけ開発したかを判斷する基準で、単純に出すだけの出願特許より価値が高い」と説明している。

こうした韓國の半導(dǎo)體知識財産の弱化傾向を反映するように、最近歐州の半導(dǎo)體企業(yè)訪問を終えて帰國したサムスン電子の李在鎔（イ?ジェヨン）副會長は「一に技術(shù)、ニに技術(shù)、三にも技術(shù)だ」と危機感を示したという。

韓國は2002～2006年には米國（8萬7959件）に続いて2位（4萬2417件）だったが、その後の5年で日本に押され3位となった。さらに次の5年では中國（6萬2162件）にも追い越され4位（5萬5600件）に下落した。

記事は「メモリ半導(dǎo)體に偏重した韓國の産業(yè)構(gòu)造がこうした結(jié)果につながった」と分析している。世界の半導(dǎo)體市場（2020年基準5000億ドル、約67兆円）で最も大きな割合を占めるのは、データを演算?制御?変換?処理するシステム半導(dǎo)體。その重要度は人工知能（AI）機器が急増する第4次産業(yè)革命時代において日ごとに増している。AI、自動車、IoT、ロボット、エネルギー分野のシステム半導(dǎo)體の特許影響力を分析した結(jié)果、韓國は全分野で下位にとどまった。自動車半導(dǎo)體は米國（1．31）、臺灣（0．68）、日本（0．49）に遠く及ばず0．21にすぎなかったという。

多數(shù)の半導(dǎo)體特許を保有する科學(xué)技術(shù)情報通信部のイ?ジョンホ長官は「世界最高レベルのメモリと違い、システム半導(dǎo)體は先導(dǎo)國に比べて最低59％水準の技術(shù)劣位狀態(tài)だ」と指摘した。尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)も「半導(dǎo)體は國の安保資産であり、韓國経済の根幹」と強調(diào)し、特段の人材養(yǎng)成対策を講じるよう連日訴えているという。

特許庁関係者は「最先端の半導(dǎo)體技術(shù)競爭が深刻化している」とし、「核心的なIPを保有し、後発走者の進入を遮斷できるかどうかが生存の鍵となる」と話したという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「文在寅（ムン?ジェイン）政権がサムスン副會長を拘束し、経営活動を制約したから発展できなかった。文政権は國民と企業(yè)のために一體何をしたのか」「文大統(tǒng)領(lǐng)は原発を廃棄し、サムスン副會長を牢屋に送って原発＋半導(dǎo)體の2つを確実に潰した」「この5年の文政権のサムスンたたきの影響が徐々に現(xiàn)れ始めている」「中國の目線で韓國の産業(yè)を動かした文政権。その被害は今後、全國民が受けることになるという悲劇」など、前政権への批判的な聲が殺到している。

また「こんな狀況なのに尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)は前政権のあら探しばかり」と現(xiàn)政権への不安げな聲も。

一方で「サムスン副會長が釈放されてまだ間もない。少し待てばすぐに良い結(jié)果が出るよ」と楽観的な聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）