Record Korea 2022年6月26日(日) 12時10分
拡大
24日、韓國?京郷新聞は「『ヌリ號の成功に隠された不都合な真実』という書き込みが物議を醸している」と伝えた。寫真は大韓民國陸軍Facebook公式アカウントより。
2022年6月24日、韓國?京郷(キョンヒャン)新聞は「21日に韓國獨自の技術(shù)で開発した韓國型ロケット、ヌリ號(KSLV-2)の打ち上げが成功し、韓國航空宇宙研究院の科學(xué)者への賛辭が相次いでいるなか、『ヌリ號の成功に隠された不都合な真実』という書き込みが物議を醸している」と伝えた。
記事によると、ヌリ號打ち上げ翌日の22日、社會人向けの匿名コミュニティーアプリ「Blind」に、「ヌリ號成功に隠された不都合な真実」と題した文章が書き込まれた。書き込みによると、博士課程を終えたばかり研究員の年俸は約5200萬ウォン(約545萬円)で、研究員は深夜2~3時まで働いても週末に出勤しても手當(dāng)がもらえないという。
同院の関係者の話では「40代半ば以下の研究員基準で、同じく政府研究機関である韓國電子通信研究院や韓國原子力研究院よりも年俸が約1000萬ウォン少ない」という。公共機関の経営情報公開システムに上がっている職員平均報酬を見ても、やはり航空宇宙研究院(9500萬ウォン)は原子力研究院(1億200萬ウォン)や電子通信研究院(1億1500萬ウォン)より低い。
また、打ち上げ日に向けて研究を進めなければならない特性上、航空宇宙研究院は夜間や休日の勤務(wù)が多いが、まともな補償はないという。別の関係者は「勤務(wù)時間は流動的だが事実上、包括的な賃金體系となっている」と話している。休日出勤や殘業(yè)に対する手當(dāng)がきちんと払われておらず、研究員の不満が膨らんでいるという。さらに、出張の際の交通費、宿泊費、食費も、物価を考慮すると十分とは言いがたい額しか支払われていないという。
韓國航空宇宙研究院労働組合は來週、研究員の待遇改善問題について立場を明かす予定だ。
この記事に、韓國のネットユーザーからは「他國に比べて少ない予算で短期間のうちに成功したということは、人を犠牲にしたということだ」「この國にはやりがい搾取を愛社精神、愛國心で取り繕う伝統(tǒng)がある」「堅固な理工系があってこそ、富強な國が実現(xiàn)できるというのに」「研究員の血と汗を大切にしなければならない??茖W(xué)強國は、ひとりでになれるものではない」「文化強國の次は科學(xué)、基礎(chǔ)科學(xué)こそが進むべき道だ。まず社會認識から変えていかなければ」「この國を支えているのは醫(yī)者でもBTSでも判事や検事でもなく、黙々と働くたくさんのエンジニアなのに、待遇や認識は本當(dāng)にひどいものだ。理工系のブレーンが海外に流出してしまうのも理解できる。ここを改善しないとこの國に未來はない」「こういう優(yōu)れた人材には働きに見合った報酬を支払わないと、今後、韓國の科學(xué)分野の発展も未來もない」「全研究員に賞與を出すべきだ。少しも惜しくない」など、怒りの聲と、科學(xué)者に対する正當(dāng)な待遇を求めるコメントが殺到している。(翻訳?編集/麻江)
この記事のコメントを見る
Record China
2022/6/23
Record Korea
2022/6/22
2022/6/15
2022/2/1
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る