2022年6月27日、中國紙?環(huán)球時報によると、韓國メディアが「中國企業(yè)の半導(dǎo)體市場シェアが初めて10％を超え、韓國に追いつこうとしている」と報じた。

記事によると、韓國紙?朝鮮日報は25日、市場調(diào)査機関のトレンドフォースがこのほど発表した世界の今年1?3月期における半導(dǎo)體代理生産市場ランキングで、臺灣のTSMCが53．6％の圧倒的なシェアで1位、韓國?サムスン電子が16．3％で2位になったと紹介した上で、中國本土勢の成長が著しいとし、5位に入った中芯國際を含む中國本土企業(yè)3社の合計シェアが10．2％と初めて10％を超えたと説明、中國勢による韓國追撃を「アゴまでやってきた」と評したことを伝えた。

朝鮮日報はまた、中國は20年に米國から強力な貿(mào)易制裁を課せられたことで半導(dǎo)體市場が巨大な國內(nèi)需要に支えられて猛然と成長しており、昨年の半導(dǎo)體関連企業(yè)の売上高が過去最高となる1兆元（約20兆円）に達し、前年より18％増加したと報じている。

環(huán)球時報の記事は、今年1?5月の中國における半導(dǎo)體輸入量は前年同時期に比べて10．9％減と半導(dǎo)體の國産化が急ピッチで進んでいること、米半導(dǎo)體工業(yè)會（SIA）が今年1月に出した予測によると中國企業(yè)による世界の半導(dǎo)體市場シェアは24年に17％に達する一方で、韓國のシェアは向こう3年間20％前後で推移し、両社の差がほぼなくなる見込みであることを伝えた。

その上で、韓國の半導(dǎo)體業(yè)界の専門家からは中國による脅威がますます顕在化しており、特に自動車用半導(dǎo)體製造や人工知能（AI）半導(dǎo)體設(shè)計の分野でその傾向が顕著になっているとの聲が出ており、AI分野では中國が韓國の10倍の投資を行い、すでに韓國を抜いて米國と並ぶ最高設(shè)計レベルを持つ國になったとの見方が広がっていることを紹介した。（翻訳?編集/川尻）