上海市にあるスウェーデン衣料品大手H＆Mの中國(guó)1號(hào)店が24日に閉店したことが分かった。

新浪科技の微博（ウェイボー）アカウントの28日の投稿によると、中國(guó)メディアの時(shí)代財(cái)経がH＆Mの公式カスタマーサポートに対して同情報(bào)を確認(rèn)したところ、「準(zhǔn)海中路にある店舗は先週閉店したが、顧客は近隣にある他店舗を利用することができる」と回答があったという。

時(shí)代財(cái)経によると、同店舗は上海の繁華街に位置し、店舗面積が3000平方メートルを超える大型店だった。小売業(yè)界関係者は、「店舗が大きいほど経営を維持するのは難しく、テナント料や光熱費(fèi)、人件費(fèi)など運(yùn)営コストが非常に高くつくため、十分な客足が期待できなければ経営も長(zhǎng)くは続かない。H＆Mもこうした狀況に直面したのだろう」と語(yǔ)った。

ウイグル族が中國(guó)で過(guò)酷な労働を強(qiáng)いられていると報(bào)じられ、同社が新疆ウイグル自治區(qū)産の綿花を使用しないと決定したことにより、中國(guó)で不買(mǎi)運(yùn)動(dòng)が起き、客離れが進(jìn)んだ。中國(guó)1號(hào)店は2007年の開(kāi)店時(shí)には長(zhǎng)蛇の列ができ、入場(chǎng)制限をするほど人気だった。

ファッション業(yè)界のメディアも同店舗の閉店について報(bào)じ、15年にわたって営業(yè)を続けてきたが、2021年の新疆綿をめぐる問(wèn)題がH＆Mの中國(guó)市場(chǎng)での凋落を迎える転換點(diǎn)になったと指摘した。同社の財(cái)務(wù)報(bào)告によると、昨年末までに同社の中國(guó)國(guó)內(nèi)店舗のうち60店舗が営業(yè)を停止しており、それらの店舗は全體の12％に相當(dāng)するという。（翻訳?編集/島野）