中國が入國時の隔離期間を短縮も帰國に二の足踏む華人、その理由は?―獨(dú)メディア

Record China    2022年6月30日(木) 19時0分

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29日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國政府が入國時の隔離期間短縮を発表したものの、海外に滯在している中國人は二の足を踏んでいると報じた。

2022年6月29日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國政府が入國時の隔離期間短縮を発表したものの、海外に滯在している中國人は二の足を踏んでいると報じた。

記事は、中國國務(wù)院が28日に最新の新型コロナ感染予防體制を発表し、入國者に対する「14日間の集中隔離+7日間の自宅健康観察」が「7日間の集中隔離+3日間の自宅健康観察」へと緩和されたと紹介。これまで中國に戻れなかった海外滯在の中國人にとっては喜ばしい情報だと伝えた。

一方で「多くの海外滯在中國人はそれでも帰國に向けては現(xiàn)実的な困難が多く存在すると考えている。例えば航空券が高額で便數(shù)が少ないこと、搭乗前にさまざまな検査を受けなければいけないこといなどだ」とし、みんなが喜び勇んで中國に戻るという狀況にはなかなか至らないとの見方を示している。

そして、オーストラリア在住の中國人デザイナーが「オーストラリアから中國への航空便が非常に少なく、値段も高いので、來年まで帰國を待とうと思う。來年も戻れないようなら、英國に行くかもしれない」と語り、同じくオーストラリアで留學(xué)コンサルティングをしている中國人も「地方が追加の隔離措置をとるかどうかを見なければいけない。感染予防體制が本當(dāng)に緩和するのは、今年下半期になるかもしれない」と話したことを紹介した。

その上で、中國民航局が24日、15日に中國東方航空のシドニー発昆明行き旅客機(jī)內(nèi)で12人の新型コロナ陽性者が見つかったことで同便の運(yùn)行を4週間停止することを発表し、シドニー発広州行きの便でも似たような狀況が発生しているとした。同じくオセアニア地域にあるニュージーランドでは感染者數(shù)が少ないため航空便の運(yùn)行停止リスクは低いものの、現(xiàn)地滯在の中國人からはやはり事前の検査が厳しいこと、國が厳しい感染対策を取っていないことから、帰國を見合わせる聲が出ていると伝えた。

記事は、新型コロナの感染が収まりつつある中、多くの國の學(xué)校ではリモート授業(yè)から対面授業(yè)への切り替えが進(jìn)んでいる一方で、オーストラリアやニュージーランドの大學(xué)では入國できない中國人學(xué)生に配慮して引き続きオンラインと対面の二重體制によるカリキュラムが組まれていると紹介。この體制によって、中國にとどまったまま「留學(xué)」を続ける中國人學(xué)生が大量に発生しているとした。

そして、オーストラリア國際教育協(xié)會の関係者が「現(xiàn)在50%を超える中國人留學(xué)生がなおもオンライン學(xué)習(xí)に依存しているが、2023年の1學(xué)期が始まる時には多くの學(xué)生が戻ってきて、対面授業(yè)が行われるだろう」との見方を示したことを伝えている。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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