Record China 2022年7月3日(日) 12時0分
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日本でこのほど開催されたPALS22には米日英仏豪など18カ國からの國防関係者が參加した。同會議には臺灣の軍人も初めて參加した。寫真は陸上自衛(wèi)隊FBより。米海兵隊と共に披露した部隊研修の様子など。
インド太平洋地域の安定などをテーマにした國際會議「太平洋水陸両用指揮官シンポジウム(PALS)」が6月13-16日に東京都內(nèi)で開催された。同會議は米海兵隊が2015年に始めた會議で今回は日米共催でPALSとも呼ばれた。日本での開催は初めて。また臺灣軍の軍人を招待したのも初めてだった。香港誌?亜洲週刊はこのほど、PALS22および周辺狀況を紹介する毛峰東京支局長の署名入り記事を発表した。以下は、同記事の主要部分の要約だ。
今回のPALSに參加したのは米日英仏豪と東南アジア?太平洋の島國計18カ國の將校指揮官ら66人だった。參加者は海上自衛(wèi)隊橫須賀基地や陸上自衛(wèi)隊木更津基地にも足を運び、日米の水陸両用作戦の主力裝備や日米によるオスプレイなど共同デモンストレーションを見學(xué)した。
日米の指揮官は共同記者會見も開き、日米同盟による抑止力を強化し、友好國の水陸両用作戦能力を共に団結(jié)?向上させ、インド太平洋地域の平和と安定を促進することが表明された。
今回のPALSでは、日米の水陸両用作戦の一體化がインド太平洋地域の準同盟國や価値観を共有する國にさらに広がり、中國を牽制?包囲する動きが明らかになった。將來的にはPALSなどを土臺に、「インド太平洋版NATO」の軍事的枠組みが構(gòu)築される可能性も否定できない。
今回のPALSで特に注目されるのが、日本側(cè)の積極的な努力により、臺灣から海軍一五一艦隊長の張世行少將、陸戦隊指揮部副參謀長の呉志孝大佐ら現(xiàn)役軍人4人が招待されたことだ。4人は軍服を著用せず、オブザーバーの立場での參加だったが、招待の背景には日臺の軍事交流の実質(zhì)的な進展がある。臺灣から現(xiàn)役の高級將校が來日して交流するのは、今回が初めてだった。
自衛(wèi)隊の裝備の紹介では、張少將らが誘導(dǎo)ミサイルの12式地対艦誘導(dǎo)弾に強い関心を持ったことが見て取れた。12式地対艦誘導(dǎo)弾は陸上自衛(wèi)隊の裝備品であり、車両に搭載して運搬する。張少將らは現(xiàn)場での説明を受けた後に、さらに自ら車両の後部を確認し、自衛(wèi)隊関係者にさらに詳しい説明を求めた。
自衛(wèi)隊は石垣、宮古、沖縄本島、奄美大島の4島に12式地対艦誘導(dǎo)弾を配備しているが、さらに遠方にも到達させるために、21年には同ミサイルの全面改良に著手し、艦載型と航空機搭載型の開発もしている。改良型は射程が現(xiàn)在の200キロから最大900キロまでに伸び、遠隔端末化統(tǒng)合システムと精密誘導(dǎo)データチェーンなどの面でも飛躍的な改良がなされるとされる。
これまでに得た情報によると、臺灣軍は射程を延長した陸上配備型の改良12式地対艦誘導(dǎo)弾を、戦力で差をつけられている中國軍に対抗するために有効として、高く評価しているという。(翻訳?編集/如月隼人)
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