トニー?レオン（梁朝偉）とワン?イーボー（王一博）の共演でも話題の中國映畫「無名」で、ジョウ?シュン（周迅）が女性主人公を演じることが明らかになった。

中國の映畫配給?制作大手、博納影業(yè)集団（ボナ?フィルム?グループ）のCEOで映畫プロデューサーのユー?ドン（于冬）氏が、1日に放送された國営テレビ?中央電視臺(tái)（CCTV）の番組でインタビューに答え、明らかになったもの。ユー?ドン氏によると現(xiàn)在、映畫「無名」はポストプロダクションの真っ最中で、「二十大」と呼ばれる第20回中國共産黨全國代表大會(huì)の前後に公開を予定。このため今年10月～11月に劇場(chǎng)公開の見込みが分かった。

「無名」は第2次世界大戦下の上海を舞臺(tái)にしたスパイ映畫。日本の真珠灣攻撃後、汪精衛(wèi)政権の下で、命を危険にさらして情報(bào)を収集し続けた中國共産黨の特務(wù)機(jī)関による死闘を描く。昨年公開の「アウトブレイク ～武漢奇跡の物語～」と「長津湖」に続く、博納影業(yè)による「中國勝利三部曲」の最終章と紹介されている。

これまでにトニー?レオン、ワン?イーボー、ワン?チュアンチュン（王伝君）の出演が発表されていたが、ユー?ドン氏によると女性主人公を演じるのは映畫「クラウド アトラス」やドラマ「如懿伝（にょいでん）～紫禁城に散る宿命の王妃～」などで知られる人気女優(yōu)のジョウ?シュン。計(jì)3人とされる女性のメインキャストだが、殘る2人のキャスティングについては現(xiàn)在のところ明らかにされていない。(Mathilda)