2022年7月4日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は「臺(tái)灣空軍の元副司令官がとんでもない発言をした」と報(bào)じた。

記事によると、臺(tái)灣で3日に放送された政治討論番組で、ロシアのウクライナ侵攻期間における日ロ関係をテーマに議論を行っていた際、臺(tái)灣空軍元副司令官という肩書の張延廷（ジャン?イエンティン）氏が日本と臺(tái)灣の関係が最も良好だと強(qiáng)調(diào)した上で、「日本はアジア地域、特に東アジアにおいて友人がいない。ロシアとは対立しているし、韓國(guó)との関係もうまくいっていない。臺(tái)灣とだけ良い関係を築いている」と語った。

また、張氏は「中國(guó)とはかつて戦爭(zhēng)をし、フィリピンは第2次世界大戦中の3年間の統(tǒng)治があって日本に好感を持っていない」と語り、司會(huì)者から「臺(tái)灣も日本から植民統(tǒng)治を受けたが？」と質(zhì)問されると、「臺(tái)灣を50年もの間植民統(tǒng)治したので、日本は臺(tái)灣に負(fù)い目を感じている。日本は臺(tái)灣への償いを行っていて、臺(tái)灣有事は日本の有事と捉えている」と回答し、「そういった意味では、日本はアジア全體に誰一人として友人がいない」と持論を展開した。

さらに、張氏は「日本が臺(tái)灣を『大いに持ち上げている』狀況をいかにして有効に利用するかが重要である」との見解を示した。

観察者網(wǎng)の記事は張氏について「公開資料では、臺(tái)灣空軍の元副司令官となっており、新竹清華大學(xué)名譽(yù)講座教授と紹介されている」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）