中國共産黨系の環(huán)球時報は6日、韓國が忠清南道西方の黃海上にある「西海の獨島」とも呼ばれる格列飛列島を國家管理沿岸港に指定したことについて、「中國の違法漁船に迅速に対応するため」と韓國メディアが騒ぎ立てていると報じた。

環(huán)球時報が、韓國メディアの報道を引用して伝えたところによると、忠清南道は5日、格列飛列島を國家管理沿岸港に指定する內(nèi)容などが盛り込まれた港灣法施行令改正案が同日施行されたと明らかにした。

國家管理沿岸港に指定された格列飛列島港は、海洋水産部の有人燈臺と気象庁の西海総合気象観測基地がある北格列飛島に造成される。

國家管理沿岸港の指定により、貨物や旅客を主に輸送する他の港灣とは異なり、國家安全保障と領(lǐng)海管理、船舶避航などに活用されることになる。

海洋水産部は、同港の管理運営計畫の策定などを擔(dān)當(dāng)。2024年に基本設(shè)計に著手し、30年の埠頭（ふとう）完成を目指す。

同港が完成すると、海洋警察警備艦艇と國家漁業(yè)指導(dǎo)船の出動時間が、現(xiàn)在の泰安郡安興港から出発した場合と比べて2時間ほど短縮される見通しで、特に中國漁船の違法操業(yè)に迅速に対応し、船舶の安全航行を誘導(dǎo)するなど、効率的な領(lǐng)海管理が可能になる。（翻訳?編集/柳川）