中國の「慧眼」衛(wèi)星、宇宙最強(qiáng)磁場の計測で世界記録を再更新―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2022年7月6日(水) 21時30分

拡大

「慧眼」衛(wèi)星チームは最近、中性子星X線連星にエネルギーが146keVに上るサイクロトロン吸収線を発見した。

中性子星は宇宙で最強(qiáng)の磁場を持つ天體だ。そのX線エネルギースペクトルのサイクロトロン吸収線の探査は現(xiàn)在、中性子星表面の磁場を計測する唯一の方法となっている?!富垩邸剐l(wèi)星チームは最近、中性子星X線連星にエネルギーが146keVに上るサイクロトロン吸収線を発見した。16億テスラを超える中性子星表面磁場に対応している。2020年に約10億テスラの宇宙最強(qiáng)磁場を直接計測したのに続き、最高エネルギーのサイクロトロン吸収線と宇宙最強(qiáng)磁場の直接計測の世界記録を再び大幅に更新した。中央広播電視総臺が伝えた。

同研究は主に、中國科學(xué)院高エネルギー物理研究所と獨(dú)エバーハルト?カール大學(xué)テュービンゲンが共同で行ったもので、このほど國際的な學(xué)術(shù)誌「アストロフィジカルジャーナル」に掲載された。

また、科學(xué)研究チームは初めて観測によって、中性子星が両極対稱の雙極子磁場の他に、より複雑な非対稱磁場構(gòu)造を確かに持つことを直接証明した。

「慧眼」は中國初のX線天文衛(wèi)星で、高エネルギーX線望遠(yuǎn)鏡、中エネルギーX線望遠(yuǎn)鏡、低エネルギーX線望遠(yuǎn)鏡という3つの科學(xué)ペイロードと宇宙環(huán)境モニタリング裝置を搭載。観測エネルギー範(fàn)囲は1-250keV。海外のX線衛(wèi)星と比べると、慧眼はエネルギースペクトルのカバー範(fàn)囲が広く、高エネルギーX線エネルギースペクトルの有効面積が最大で、時間分解能が高く、観測のデッドタイムが少ないといった際立つメリットがある。ブラックホールの観測、中性子星X線高速光変動及びエネルギースペクトルの研究の新たな扉を開いた?;垩郅膝单ぅ恁去恁笪鼌Ь€エネルギー計測の最高記録を3回連続で更新したのは、天體高エネルギーX線エネルギースペクトル探査において、世界トップ水準(zhǔn)にある獨(dú)特な能力を持つことを示した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰屬します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜