中國と豪州の天文學者、連星の共通外層の進化に関する証拠を初めて発見―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2022年7月11日(月) 19時0分

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中國科學院雲(yún)南天文臺とオーストラリア國立大學の研究チームが協(xié)力し、このほど初めて連星によって宇宙に放出され膨張した共通外層を観測した。寫真は関連成果に基づき作成された連星が共通外層を放出する様子。

宇宙の約半數(shù)の恒星は連星システムの形で存在している?,F(xiàn)代の天文學の理論では、ブラックホール連星、連星中性子星、連星白色矮星などの重要天體の形成はいずれも、連星の共通外層の進化による結果だ。だが連星の共通外層の進化プロセスが打ち出されてから半世紀近くにわたり、共通外層が一度も観測されていなかった。新華社が伝えた。

中國科學院雲(yún)南天文臺の韓占文院士の研究チームとオーストラリア國立大學の研究チームが協(xié)力し、このほど初めて連星によって宇宙に放出され膨張した共通外層を観測した。この共通外層は現(xiàn)在、約200キロメートル毎秒のペースで連星を離れている。これは科學者が初めて観測によって発見した、連星の共通外層の進化という重要プロセスの直接的な証拠だ。これに関連する成果は7日、英國の「王立天文學會月報」にオンライン掲載された。

韓氏は、「この発見の重要な意義は、一つの理論的仮説を現(xiàn)実にしたことにある。科學者は連星の共通外層の進化の証拠を初めて観測した上、観測によってこの重要プロセスを正確に描くことも可能だ」と述べた。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)

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