2022年7月11日、華字メディア?日本華僑報(bào)網(wǎng)は、前代未聞の大規(guī)模な通信障害を起こしたKDDIについて「どのように賠償するのか」とする文章を掲載した。

文章は、日本の3大通信業(yè)者の一つであるKDDIが2日午前1時(shí)35分ごろより突然大規(guī)模な通信障害を起こしたと紹介。原因はメンテナンスでネットワーク接続用ルーターを交換する際に生じた問題が起こした連鎖反応で、通信障害によって日本全國(guó)で法人用の150萬回線を含む3915萬回線が使えなくなり、多くの店舗ではクレジットカードの決済システムが機(jī)能しなくなったほか、全國(guó)約1300か所あるアメダスのうち4割が動(dòng)かなくなったと伝えた。

また、攜帯電話によるインターネットアクセスも通話もできなくなったことで、日本各地では友人と連絡(luò)が取れなくなる、登山で無事を家族に伝えられなくなる、コンサートの電子チケットがスキャンできなくなるといったさまざまな面倒が発生、系列の攜帯電話ショップ前には解決方法を求める市民による長(zhǎng)蛇の列ができたとしている。

そして、KDDIが3日午後5時(shí)30分ごろに全國(guó)的に復(fù)舊作業(yè)を完了したと発表したものの、実際には音聲通話ができないなど完全な復(fù)舊には至っておらず、5日午後3時(shí)36分になってようやく完全に復(fù)舊するまで、実に86時(shí)間もの間通信障害が起きていたと紹介した。

その上で、KDDIが定めるサービス約款では「通信サービスが完全に使用できない狀態(tài)が24時(shí)間続いた場(chǎng)合、ユーザーは賠償を得ることができる」との規(guī)定が設(shè)けられているため、5日にKDDIが開いた記者會(huì)見では賠償問題に対する會(huì)社側(cè)の姿勢(shì)に注目が集まったと紹介。吉村和幸専務(wù)が「今回のトラブルの影響範(fàn)囲を確認(rèn)するとともに、速やかに賠償問題について検討し、內(nèi)容を決定する」とコメントしたことを伝えた。

さらに、金子恭之総務(wù)相が5日の記者會(huì)見で「KDDIは通信トラブルの基本的な処理は完了したと宣言したが、通信の質(zhì)においてなおも問題がある。ユーザーから見ればKDDIの問題はまだ完全に解決していないし、しかるべき義務(wù)と責(zé)任を果たしたとは言えない」と述べたとした。（翻訳?編集/川尻）