2022年7月12日、韓國?ニューシスは「安倍晉三元首相の死去を受け、尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)が同日、駐韓日本大使館に設(shè)けられた弔問場(chǎng)を訪れる」とした上で、「過去に日本政府が韓國大統(tǒng)領(lǐng)の葬儀に送った要人は元首相が最高位だ」と指摘した。

記事によると、尹大統(tǒng)領(lǐng)は直接日本を訪れて追悼式に出席することも検討している。

韓國の大統(tǒng)領(lǐng)が日本を訪問し元首相の葬儀に出席したケースは過去に1度だけ。小渕恵三元首相の葬儀に出席するため當(dāng)時(shí)の金大中（キム?デジュン）大統(tǒng)領(lǐng)が訪日した。

一方、日本政府が過去に韓國大統(tǒng)領(lǐng)の葬儀に派遣した弔問使節(jié)のうち、最高位は元首相だという。1979年11月の樸正煕（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)の國葬に日本政府は當(dāng)初、當(dāng)時(shí)の大平正芳首相を送るとしていたが、國內(nèi)事情を理由に岸信介元首相に変更した。

また、09年5月の盧武鉉（ノ?ムヒョン）元大統(tǒng)領(lǐng)の國葬には福田康夫元首相、同年8月の金大中元大統(tǒng)領(lǐng)の國葬には河野洋平元衆(zhòng)議院議長(zhǎng)、15年11月の金泳三（キム?ヨンサム）元大統(tǒng)領(lǐng)の國葬には額賀福志郎日韓議員連盟會(huì)長(zhǎng)を送った。

昨年10月の盧泰愚（ノ?テウ）元大統(tǒng)領(lǐng)の國葬と同年11月の全斗煥（チョン?ドゥファン）元大統(tǒng)領(lǐng)の家族葬には弔問使節(jié)を派遣していないという。

最後に記事は「今回死去した安倍元首相は2度目の執(zhí)権の翌年13年に靖國神社を參拝し、その後も參拝と供物奉納を繰り返して韓國や中國から強(qiáng)い反発を受けた人物」だと紹介。また「15年には安全保障関連法を整備して日本を戦爭(zhēng)できる國に変え、さらに慰安婦被害者への謝罪は『全く考えていない』と発言して韓國を刺激した」「19年には韓國最高裁の元徴用工判決に対し、半導(dǎo)體の輸出強(qiáng)化措置で報(bào)復(fù)した」などと伝えている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「現(xiàn)首相でもなく元首相が亡くなったのだから、家族に慰労のメッセージを送り、駐日大使が弔問に訪れればいい。なぜ大統(tǒng)領(lǐng)が動(dòng)くのか。夫人が日本観光に行きたいと言ったのか？」「元首相、しかも昨今の日韓関係悪化に最も責(zé)任のある首相の葬儀に大統(tǒng)領(lǐng)が直接訪問するだと？」「安倍元首相は韓國の産業(yè)を滅ぼそうと経済制裁を行った人だよ？」「まったく。尹大統(tǒng)領(lǐng)に投票した人たちが本當(dāng)に憎いよ」「尹大統(tǒng)領(lǐng)は心の底まで親日。弾劾される日も近い」「大統(tǒng)領(lǐng)は花輪を送り、弔問は外相や駐日大使が行くのが妥當(dāng)」「韓國からも元首相を送ればいい」など、尹大統(tǒng)領(lǐng)の対応に不満を示す聲が多數(shù)寄せられている。（翻訳?編集/堂本）