即席めん消費1位のベトナムで韓國のラーメンが売れない理由は=韓國ネット「プライドが傷つく」

Record Korea    2022年7月12日(火) 20時0分

拡大

12日、韓國?KBSは「即席めん消費1位のベトナムで韓國のラーメンはなぜ人気がないのか」と題する記事を掲載した。寫真はベトナムのラーメン。

2022年7月12日、韓國?KBSは「即席めん消費1位のベトナムで韓國のラーメンはなぜ人気がないのか」と題する記事を掲載した。

世界ラーメン協(xié)會によると、昨年のベトナムの1人當たりの即席めん年間消費量は87食で、不動の1位だった韓國(73食)を初めて上回った。ベトナムの1人當たりの消費量は毎年20~30%増加しているという。

ベトナムの即席めん市場の急成長を受け、韓國農水産食品流通公社は昨年9月に報告書「ベトナムラーメン市場の動向」を発刊した。報告書は「ベトナムが世界の即席めん市場のハブに成長している」と評価し、「麺類の消費量が多く韓國ラーメンの進出の必要性が高い」と強調した。

ベトナムで即席めんの人気が高まっている理由について、世界ラーメン協(xié)會の韓國代表パートナー社である農心は「最近ベトナムは高い経済成長率を記録し購買力が高まった上、新型コロナにより自宅で食事をする傾向が強まったため」と分析している。

韓國の今年上半期の農畜産食品の輸出品目のうち、即席めんは単一品目として最大規(guī)模を占めた。昨年同期比20%増の3億8370萬ドル(約527億円)を輸出し、伝統(tǒng)の強豪である海苔(3億7590萬ドル)を上回った。

韓國の即席めん輸出國1位は中國(9190萬ドル)、2位は米國(4790萬ドル)で、この2カ國が全體の36.3%を占める。ベトナムは15位で、輸出額は700萬ドルほど。フィリピンやタイ、マレーシア、インドネシアなど東南アジアの他の國に比べて少ないという。

ベトナムの即席めん市場は自國メーカーが中心となっている。20年基準で市場シェアはエースコック(Acecook Vietnam)が33.2%で1位。2位以下には20.7%のマサングループ(Masan)、Uniben(10.8%)、Asia Cook(7.6%)が続き、韓國の4大即席めんメーカーの農心、八道、三養(yǎng)、オットゥギは現(xiàn)在まで目に見える成果は挙げられていないという。

韓國メーカーは商品の現(xiàn)地化やマーケティングに力を入れているものの、いまだにベトナム內の韓國人市場にこだわる傾向が強いという?,F(xiàn)在ベトナムには20萬人ほどの韓國人が住んでいる。

あるメーカー関係者は「ラーメン輸出の最大市場は中國であるため、東南アジア市場に合わせて麺やスープのレシピを変えるのは難しい」と話した。専門家は「食品メーカーは韓國ならではの辛い味にこだわり、韓流マーケティングに頼っているが、それには限界がある」とし、「短期的な成果に縛られず、まずはベトナムの食文化への理解を深めることが大切」と指摘したという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「即席めん大國のプライドが傷つく」と落ち込む聲が上がっている。また、韓國のラーメンが売れない理由については「値段が高すぎる。ただそれだけ」「現(xiàn)地に生産工場がないから現(xiàn)地のラーメンより価格が3~4倍高い。ベトナムでは韓國ラーメンの牛肉ベースより鶏肉ベースの方が好まれる。唐辛子ベースの辛い味を好む韓國人と違い、ベトナム人はパクチーなど現(xiàn)地の香辛料の味を好む。売れないのは當然」「彼らは米粉麺に慣れているからね」「韓國のラーメンの人気が昔に比べて上がったのは事実だけど、それでも期待に及ばない商品も多い」「正直、韓國のラーメンは辛すぎて胃もたれする」「ベトナムのような暑い國は香辛料メインの食文化。熱くて辛い韓國のラーメンは合わない」「ベトナムのラーメンの方が種類も豊富でおいしいから」などさまざまな聲が上がっている。(翻訳?編集/堂本

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜