中國メディアの中國証券報は13日、多くの半導體関連企業(yè)が2022年上半期の業(yè)績を大幅に伸ばす予想だと報じた。

記事によると、11日に北方華創(chuàng)科技集団股分有限公司、晶盛機電股分有限公司、立昂微電子股分有限公司の半導體3社が業(yè)績予想を発表した。半導體設(shè)備のリーディングカンパニーである北方華創(chuàng)の上半期の営業(yè)収益は50．52億元（約1000億円）から57．73億元（約1170億円）で、前年同期比で40～60％の増加を見込んでいる。純利益は5．96億元（約120億円）から6．86億元（約138億円）で前年比165～205％増となる見通し。旺盛な市場の需要に支えられ、電子設(shè)備や電子部品事業(yè)が好調(diào)に推移したという。

半導體用シリコンウエハー大手の立昂微は上半期の純利益を前年比136．59％増の4．35億元（約88億円）から4．75億元（約96億円）と予想。同社は、クリーンエネルギーや新エネルギー自動車業(yè)界の発展にけん引されて需要が増え、主要製品の生産?販売量が大幅に上昇したためとしている。また、晶盛機電も上半期の純利益が前年比81．55％増の9．9億元（約200億円）から11．6億元（約230億円）に達する見通しで、半導體設(shè)備の市場シェアを獲得し受注が大幅に伸びたことが要因だとした。

記事は、あるアナリストの分析として「半導體市場は非常に景気の良い狀況にある。サプライチェーンの再構(gòu)築を背景にファウンドリの生産拡大がトレンドになっている」と説明。同アナリストは「中國のウエハー生産力はここ數(shù)年上昇基調(diào)にあり、來年はさらに大きく伸びる見通し。今後3年間の設(shè)備投資額は毎年20％程度増加し、設(shè)備需要増をけん引する見込みだ」と述べたという。

記事はまた、「國際市場で見ると、國際半導體製造裝置材料協(xié)會（SEMI）は2022年の半導體前工程製造裝置への投資額が前年比20％増の1090億ドルとなり、21年に記録した過去最高値を更新すると予想、23年もこの流れが続くとみている」とする一方、「生産能力の伸びが限られ、部品不足、物流など複數(shù)の問題から世界の半導體裝置メーカーは納期延長という苦境に直面している」とも指摘した。

注目すべき點として「ここ2年、旺盛な需要に対応するためにシリコンウエハー大手が生産を拡大していることで、市場では國內(nèi)の半導體シリコンウエハーの生産能力が過剰になるのではとの懸念も出ている」としながらも、「新規(guī)需要の一部は國內(nèi)メーカーが主に擔うと予想されるが、メーカーが計畫している生産能力と実際に建設(shè)中の工場と設(shè)備が見合っておらず、一部のキーとなる設(shè)備は輸入に頼っており、その納期の延長が拡大を遅らせている」と指摘。「投資額が大きいためメーカーは段階的な拡大を選んでいる」とも付け加えた。（翻訳?編集/北田）