中國(guó)が今年（2022年）5月までに開(kāi)催を返上することを決めた23年開(kāi)催のサッカーアジアカップの誘致に韓國(guó)が執(zhí)念を燃やしている。韓國(guó)が力を入れる理由は、自國(guó)チームにとって有利な國(guó)內(nèi)開(kāi)催によって優(yōu)勝が狙いやすくなるからとの見(jiàn)方がある。中國(guó)ではポータル/情報(bào)サイトの捜狐などが報(bào)じた。

中國(guó)が開(kāi)催を返上した理由は、新型コロナウイルス感染癥の拡大だった。代替地としての開(kāi)催申請(qǐng)について、日本サッカー協(xié)會(huì)は7月14日までに斷念の方針を固めた。日本サッカー協(xié)會(huì)からは、準(zhǔn)備期間の短さを問(wèn)題視する聲などが出ていた。

韓國(guó)は同時(shí)點(diǎn)までに立候補(bǔ)を表明していた。他の國(guó)が二の足を踏んでいるため、韓國(guó)で開(kāi)催される可能性は高いという。中國(guó)の捜狐も、日本の立候補(bǔ)斷念は、韓國(guó)が開(kāi)催権を獲得する可能性を大いに高めるとする見(jiàn)方を紹介した。

サッカーアジアカップは、第1回大會(huì)が1956年に英領(lǐng)香港で開(kāi)催され、2004年までは4年に1度、開(kāi)催されてきた。それ以降は07年、11年、15年、19年に開(kāi)催された。23年の開(kāi)催は第18回だ。

韓國(guó)で開(kāi)催された1960年の第2回大會(huì)は、本大會(huì)に出場(chǎng)したのが4チームと少なかったが、優(yōu)勝したのは韓國(guó)だった。しかし韓國(guó)でそれ以降は開(kāi)催されていない。韓國(guó)が23年の本大會(huì)の誘致にこだわるのは、優(yōu)勝を「引き寄せたい」からとの見(jiàn)方がある。

22年6月23日に國(guó)際サッカー連盟（FIFA）が発表した代表チームのランキングで、韓國(guó)は世界第28位だ。アジアカップに出場(chǎng)できる國(guó)の中では、第23位のイランと第24位の日本には及ばない第3位だが、ホームグラウンドで戦う場(chǎng)合には、いわゆる「アウェー」として乗り込んでくるチームに比べて極めて有利なので、優(yōu)勝を十分に狙えるという。そのため、韓國(guó)が狙っているのは「自國(guó)開(kāi)催」ではなくて「優(yōu)勝」と言うべきとの見(jiàn)方も出ているという。（翻訳?編集/如月隼人）