17日、「香港版アカデミー賞」と呼ばれる香港電影金像奨の授賞式が行われ、パトリック?ツェー（謝賢）とリウ?ヤーソー（劉雅瑟）が最優(yōu)秀主演男優(yōu)賞と女優(yōu)賞を獲得した。

中華圏の3大映畫(huà)賞の一つで、今年で40回目を迎える金像奨は、新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開(kāi)催となった。注目の最優(yōu)秀主演男優(yōu)賞には、映畫(huà)「殺出個(gè)黃昏」（黃昏をぶっ殺せ）から85歳の俳優(yōu)パトリック?ツェーが選ばれた。なお、パトリック?ツェーは蕓能生活70年目で初めて金像奨の最優(yōu)秀主演男優(yōu)賞を受賞、さらに金像奨の40年の歴史の中で、同部門(mén)で最高齢の受賞者となった。

最優(yōu)秀主演女優(yōu)賞では、映畫(huà)「智歯」（LIMBO）からリウ?ヤーソーが選ばれた。33歳のリウ?ヤーソーはオーディション番組を経て2004年にデビュー。13年の映畫(huà)「So Young 過(guò)ぎ去りし青春に捧ぐ」（致我們終將逝去的青春）で知名度を上げ、近年は香港映畫(huà)を中心に活動(dòng)し、チャン?ツィイー（章子怡）やコン?リー（鞏俐）、ジョウ?シュン（周迅）らに続き、中國(guó)出身女優(yōu)としては同部門(mén)で9人目の受賞者となった。

香港のトップスター、歌手で女優(yōu)のアニタ?ムイ（梅艶芳）の波亂に満ちた生涯を描く伝記映畫(huà)「アニタ」は、ルイーズ?ウォン（王丹妮）が最優(yōu)秀主演女優(yōu)賞を逃したものの、最優(yōu)秀助演女優(yōu)賞や最優(yōu)秀新人賞など5部門(mén)で選出され、今回最多の受賞作品となっている。（Mathilda）