青蔵高原（チベット高原）に位置する可可西里（フフシル）は、中國(guó)最大の無人地帯だ。現(xiàn)在行われている中國(guó)地質(zhì)大學(xué)（武漢）長(zhǎng)江源科學(xué)調(diào)査活動(dòng)において、科學(xué)調(diào)査隊(duì)はフフシルで現(xiàn)地としては珍しい大規(guī)模な「赤い山脈」を発見した。この特殊な地質(zhì)現(xiàn)象の発見は、チベット高原の隆起プロセスの科學(xué)研究を深めるのに役立つ。新華社が伝えた。

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この「赤い山脈」はフフシル盆地中部に位置する。赤褐色の山體はフフシルの夏の緑の草原において非常に際立つ。山體の地層がくっきりしており、幾重にも重なり合っている。山脈は東西に連なり、両側(cè)の斜面が非対稱で、南側(cè)が険しく北側(cè)がなだらかだ。地層の斷面はむき出しで、チベット高原の壯観な古代地質(zhì)遺跡となっている。

科學(xué)調(diào)査隊(duì)員で、中國(guó)地質(zhì)大學(xué)（武漢）地球科學(xué)學(xué)院準(zhǔn)教授の申添毅（シェン?ティエンイー）氏によると、フフシル盆地のこれらの「赤い山脈」は主に今から7000萬(wàn)以上前から3000萬(wàn)年までの白亜紀(jì)後期から古第三紀(jì)に形成された。むき出しになっている赤色の地層は南北の幅が160キロメートル超で、東西に600キロメートル近く連なっている。その露出面積の広さは中國(guó)では珍しい。

この「赤い山脈」は唐古拉（タングラ）山の赤レンガ色、赤紫色の巖石が風(fēng)化、侵食を受けた後に河川によりフフシル盆地に運(yùn)ばれ沈積したものだ。その後さらに地質(zhì)構(gòu)造の運(yùn)動(dòng)により地上に露出し、現(xiàn)在の地形になった。

地質(zhì)研究によると、今から3000萬(wàn)年以上前のフフシルは標(biāo)高が低く、大型湖沼の狀態(tài)だった。その後チベット高原が隆起するにつれ、フフシルも隆起し山の間の盆地を形成した。科學(xué)調(diào)査隊(duì)によると、フフシルの「赤い山脈」はフフシルの大型の「ジオパーク」になる可能性がある上、そこに含まれる豊富な地質(zhì)情報(bào)はチベット高原の隆起プロセスと密接に関わっており、チベット高原の変化の研究を深めるための重要なサポートも提供する。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/YF）