中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は20日、「中國(guó)企業(yè)を前にして、韓國(guó)の“Kバッテリー神話”が色あせている」と報(bào)じた。

記事は、「中國(guó)の寧徳時(shí)代とBYDが拡大を続ける中、2022年上半期の韓國(guó)電池業(yè)界の世界市場(chǎng)でのシェアは昨年から大幅に低下した」と指摘。「一時(shí)は『Kバッテリー神話』を生み出した韓國(guó)の関連メーカーは激しい競(jìng)爭(zhēng)にさらされている」との韓國(guó)メディアの報(bào)道を紹介した。

その上で、今年1～5月の韓國(guó)電池大手3社（LGエネルギーソリューション、サムスンSDI、SKオン）の世界シェアは25．6％で前年同期（34．7％）比で9．1ポイント低下したと説明。韓國(guó)の電池業(yè)界は、中國(guó)のマグネシウム、レアアース、リチウムなど重要素材への依存度が80％を超えるほか、ロシアやウクライナのクリプトン、キセノン、パラジウムなどへの依存も30％以上であり、世界的な原材料価格の高騰によるサプライチェーンの危機(jī)を克服することが喫緊の課題になっているとした。

また、韓國(guó)?亜洲日?qǐng)?bào)の報(bào)道を基に、「韓國(guó)で今年上半期に著工したバッテリー関連工場(chǎng)は23カ所で、投資規(guī)模が公表されている21カ所の総投資額は約750億元（約1兆5000億円）である一方、中國(guó)で著工した関連工場(chǎng)は85カ所、うち投資規(guī)模が公表されている81カ所の総投資額は6000億元（約12兆円）近くに上る」と紹介した。

そして、「これまで価格の優(yōu)位性で市場(chǎng)シェアを占めていた中國(guó)メーカーが、技術(shù)競(jìng)爭(zhēng)力を高めて市場(chǎng)を拡大し、さらに三元系リチウムイオン電池や円筒形電池などの分野でも投資を拡大?，F(xiàn)在、テスラ、BMW、フォルクスワーゲンなどのほか、起亜、雙竜などの韓國(guó)自動(dòng)車メーカーも中國(guó)製バッテリーを採(cǎi)用し始めている」と続けた。

記事は「一部の歐州の國(guó)が電気自動(dòng)車（EV）への補(bǔ)助金を撤廃したことも、韓國(guó)の電池メーカーに影響を與えた」とした上で、「韓國(guó)國(guó)內(nèi)では電池業(yè)界が成長(zhǎng)の危機(jī)にひんしているという聲がある一方、自動(dòng)車市場(chǎng)のクリーンエネルギーへの転換は時(shí)間の問(wèn)題であり、韓國(guó)が現(xiàn)在直面しているのは成長(zhǎng)への『一時(shí)的な痛み』との見(jiàn)方も出ている」と伝えた。（翻訳?編集/北田）