中國北京市にあるピザハット店舗の衛(wèi)生問題が物議を醸している。中國メディアの新京報(bào)が20日に中國のSNS?微博（ウェイボー）上で伝えた。

新京報(bào)の記者は、今年6月下旬から7月上旬にかけてピザハット北京和諧広場店と魏公村店に潛入取材した。すると、バックヤードにさまざまな食品安全上の問題があることがわかったという。投稿によると、食材を期限に従って廃棄せずに消費(fèi)期限を改ざんしたり、揚(yáng)げ油を10日間交換せずに真っ黒になるまで使ったりしていた。

また、ピザハット北京和諧広場店は、消費(fèi)期限切れの食材を使用していたとして、今年3月に豊臺區(qū)市場監(jiān)督管理局から違法所得の沒収及び罰金5萬元（約102萬円）の処罰を受けていた。

中國のネットユーザーからは、「飲食業(yè)界は怖いね」「他の飲食店も同じでしょう（笑）」「ほとんどの飲食店のオーナーは潛入調(diào)査に耐えられないかもね（笑）」「こんな大企業(yè)でもこのありさまなのだから、小さい店ではもっと見るに耐えないだろうね」と飲食業(yè)界の闇を指摘するコメントや、「監(jiān)督管理部門は何をしているんだ」「犯罪のコスト（罰）はなぜこんなに低いの？大企業(yè)にとって5萬元なんてどうってことないでしょ」「5萬元の（罰金の）威力は小さすぎたね。50萬元にしてみたら？」と監(jiān)督管理の甘さを指摘するコメントが見られた。

一方で、「少なくとも、私がバイトしていたピザハットはとても衛(wèi)生的でしたよ…」と企業(yè)ではなく、あくまで個(gè)別の店舗に問題があることを主張するコメントもついた。（翻訳?編集/刀禰）