日本原子力規(guī)制委員會は22日、東京電力福島第1原子力発電所の汚染水の海洋放出計畫を正式に承認しました。日本政府と東京電力によりますと、汚染水から62種類の放射性物質を濾過できるが、「トリチウム」は水からの除去が困難であるということです。

公開資料では、人間がトリチウム放射線にさらされ続けると、細胞死やDNA損傷を引き起こす可能性があることが明らかとなっています。日本の原発排水から放出されるトリチウムの國家基準は水1リットル當たり6萬ベクレルですが、多くの科學者や環(huán)境保護団體は、放出された排水が海洋環(huán)境や人類の安全にどのような潛在的なダメージをもたらすかを予知することはできないと述べています。

核汚染水が海に放出されれば、福島付近の海域を汚染するだけでなく、近隣諸國の海域にも影響を及ぼし、さらには世界の海洋生態(tài)環(huán)境にも悪影響を及ぼすことになります。

龍谷大學政策學部の大島堅一教授は、「汚染水の海洋放出に対し、周辺諸國が懸念を抱くのも當然だ。利害関係のある事案なので、中國や韓國などの意見も聞くべきであり、日本が単獨で決められることではない」と述べました。（提供/CRI）