中國で日本風(fēng)の「夏祭り」が相次いで問題になっている件で、山東省棗荘市で開催が計(jì)畫されていた「夏祭り」が中止された。

中國メディアの観察者網(wǎng)によると、24日に同市で開催が予定されていたアニメイベント「夏日祭」（日本の夏祭り）が急きょ中止された。イベント主催者の「ND動(dòng)漫社」は中國版TikTokの「抖音（Douyin）」で謝罪文を投稿?！弗ぅ佶螗趣摔先毡撅L(fēng)の要素は一切なく、中國を侮辱する內(nèi)容もなかったが、不適切な名稱（夏日祭）が付けられていた問題から悪影響を及ぼす可能性があることを知り、いち早く中止した」と説明し、今後「夏日祭」と名の付くイベントを一切開催しないと表明した。

同社はまた、開催場所だったホテル「布衣侯大酒店」も「夏日祭」の意味を知らず、狀況を知った後にすぐにイベントの中止を協(xié)議したとし、同ホテルを攻撃しないようユーザーらに呼び掛けた。ホテルの擔(dān)當(dāng)者は、「イベントの具體的な內(nèi)容は知らなかったし、『夏日祭』の意味も知らなかった。ネットを通じて知って中止を決めた。私たちも國を愛しているし、私たちも中國人だ。たった數(shù)千元（1元は約20円）のために自分たちの名聲を破壊するようなことはしない」と語った。

中國で「夏日祭」は「日本の伝統(tǒng)的な祝日」とされており、17日に江蘇省南京市で開催予定だったイベント「夏日祭」は「南京大虐殺があった場所で開催するとは何事か」などの批判の聲が高まり中止に。その他の地域についても、日本風(fēng)の夏祭りが開催されるという情報(bào)が次々ネット上で流れ、そのたびに批判が殺到。一部メディアでは「日本のアニメは確かに面白いが、夏祭りは日本の伝統(tǒng)的祝日であり、これはもはや普通のアニメイベントでも文化交流でもなく、文化侵入だ」「多民族の中華文化として広く包容性を有してはいるが、日本の伝統(tǒng)文化である『夏日祭』は國內(nèi)のどこであろうと開催すべきでない」などの主張が渦巻いている。（翻訳?編集/北田）