中國メディアの東方網(wǎng)は26日、「新型コロナウイルスに感染して回復(fù)した人への就職差別が注目を集めた。ならば他の分野ではどうなのか」とした上で、結(jié)婚や戀愛に関して市民がどのような反応を示したかを報(bào)じた。

記者が取材現(xiàn)場(chǎng)としたのは、子どもに代わって婚活する親たちが形成した上海市の人民公園にあるお見合いコーナー。手には自身に関する內(nèi)容と相手の男性に求める條件を書いた紙だけを持ち、「以前、新型コロナに感染したことがあり、今は回復(fù)しました」という部分を特に強(qiáng)調(diào)してみせた。

すると、この場(chǎng)所は人の流れが多い上、若者（記者）はとりわけ目を引く存在ということもあって周りを囲まれることに?！父腥窘U験があることを気にするか」をめぐって2時(shí)間余りにわたるやり取りで得られた回答はさまざまで、ある人は「関係ない」と即座に答えたが、ネガティブな反応を示す人や何も言わずに離れていく人、「『感染したことがある』って言うものじゃない」と言って新しい紙を用意するよう聲を掛ける人もいた。

記事によると、「感染したことを気にしない」とした人が大部分で、ある女性は「感染経験を強(qiáng)調(diào)すべきではない。過度な強(qiáng)調(diào)も一種の差別だ」との意見を寄せたという。（翻訳?編集/野谷）