中國でこのほど、人気女性グルメブロガーが、國際自然保護(hù)連合（IUCN）により危急種に指定されているホホジロザメを料理して食べたとして警察の捜査を受けている。

中國メディアによると、グルメブロガーは7月中旬、サメと並んで寢そべったり、「養(yǎng)殖物なので食用できる」として唐辛子煮込みにしたり、蒸し焼きにしたりする動(dòng)畫をインターネット上に投稿。危急種に指定されているホホジロザメとみられるものを料理して食べたとして物議を醸すと、動(dòng)畫に登場(chǎng)するサメは「正規(guī)のルートで購入したカギハトガリザメだ」などと主張していた。

四川省南充市の警察は7月31日、メディアの取材に対し、動(dòng)畫に登場(chǎng)するサメはホホジロザメで間違いないとした上で、捜査を進(jìn)めていることを明らかにした。

ホホジロザメは、「中華人民共和國が締結(jié)または參加した國際條約が貿(mào)易を禁止または制限する野生動(dòng)物またはその製品リスト」に含まれている。中國の刑法第341條は、國家重點(diǎn)保護(hù)の野生動(dòng)物を違法に捕獲、殺害し、または購入、運(yùn)搬、販売する行為について、5年以下の懲役または拘役に処し、かつ罰金を併科し、情狀が重大な場(chǎng)合は5年以上10年以下の懲役に処し、かつ罰金を併科し、情狀が特に重大な場(chǎng)合は10年以上の懲役に処し、かつ罰金または財(cái)産の沒収に処すと規(guī)定している。（翻訳?編集/柳川）