中國(guó)メディアの中國(guó)経済網(wǎng)は2日、トヨタが英國(guó)に警告を発したと伝えた。

報(bào)道によると、トヨタはこのほど、英國(guó)政府に対し、2030年にハイブリッド車の販売を禁止した場(chǎng)合、英國(guó)での生産を停止する可能性があると警告した。英國(guó)は脫炭素計(jì)畫の一環(huán)として、すでにガソリン車とディーゼル車の新車販売を30年までに段階的に禁止すると決めている。

ハイブリッド車については、環(huán)境性能に優(yōu)れた一部モデルのみ35年まで販売を認(rèn)めるとしており、業(yè)界団體や環(huán)境保護(hù)団體などとの協(xié)議を経て今年後半に基準(zhǔn)を決める方針だが、最も効率的なプラグインハイブリッド車を除く全車種が禁止される見通し。

記事は「トヨタは他メーカーに比べて電気自動(dòng)車（EV）への移行が進(jìn)んでいない」と指摘。トヨタが昨年、英國(guó)政府に対し、ハイブリッド車などの販売が30年に終了すれば多分野に影響が及ぶとして、規(guī)制を強(qiáng)化しないよう呼び掛けていたことを伝えた。

一方で、専門家からは「すでに傷ついている英國(guó)の自動(dòng)車業(yè)界にとってトヨタを失うことによる損失は甚大だ」との聲も出ていると説明。英國(guó)では昨年、ホンダやボクスホールが工場(chǎng)を閉鎖したことを紹介した。

記事は「トヨタは英國(guó)で第4の自動(dòng)車メーカーであり、21年にはカローラ12萬(wàn)4918臺(tái)を含む85萬(wàn)9575臺(tái)を英國(guó)で生産した。トヨタは、カローラがEVを購(gòu)入する余裕のない消費(fèi)者に低排出ガスの代替品を提供していると主張している」とした。

なお、英運(yùn)輸省の擔(dān)當(dāng)者は「クリーンな空気とグリーンな雇用を促進(jìn)するという世界をリードするコミットメントの中で、35年までに英國(guó)で販売されるすべての新しい自動(dòng)車から排出ガスをゼロにすることを約束する」とした上で、「自動(dòng)車メーカーおよびサプライチェーンは、よりクリーンな自動(dòng)車への移行に極めて重要な役割があり、今後も業(yè)界と緊密に協(xié)力して將來(lái)的な放棄を策定していく」と述べたという。（翻訳?編集/北田）