上海にあるテーマパークの上海海昌海洋公園の「ウルトラマン娯楽エリア」は1週間のテスト運(yùn)営を終えた7月30日、正式に営業(yè)をスタートした。これは同公園のキャラクター新消費(fèi)戦略の第一歩とされる。

同公園のウルトラマンテーマ館は、ウルトラマン劇場(chǎng)、ウルトラマンレストラン、ウルトラマン展示エリア、ウルトラマン光の店、ウルトラマンゲームセンターの5つのテーマエリアからなる。ウルトラマン関連の400點(diǎn)近くを展示し、公式グッズと複數(shù)の限定グッズを500種類?20萬點(diǎn)以上販売する。このほか、ウルトラマンシリーズ及びキャラクターのライセンスに基づき、同公園は「全國(guó)初のウルトラマン?エネルギーステーション」と「全國(guó)初のウルトラマン電子音楽広場(chǎng)」を同時(shí)に打ち出し、今後さらにウルトラマンをテーマにしたホテルも開業(yè)する予定だ。

中國(guó)の「80後（1980年代生まれ）と「90後（1990年代生まれ）」にとって、ウルトラマンは誰でも知っている人気キャラクターだ。資料によると、ウルトラマンは1960年代に登場(chǎng)し、93年に中國(guó)市場(chǎng)に進(jìn)出した。そして今日もなお、関連の作品や派生商品が市場(chǎng)で活発な動(dòng)きを見せている。淘寶（タオバオ）では、一部のライセンスグッズの月間売り上げは4000點(diǎn)を超えるという。広州華立科技の目論見書によると、2020年に同社のウルトラマンキャラクターのカードの売上高は4168萬200元（約8億3360萬円）に上り、同社のアニメ関連グッズの売り上げの61．1％を占め、そして18-20年の間は増加を続けたという。

同公園によると、今回のウルトラマンシリーズとの提攜は、そのキャラクター戦略における重要な展開で、（同公園の柱の1つである）極地の海洋文化とウルトラマンシリーズを結(jié)びつけることにより、上海の公園のラインナップを豊富にし、観光客の娯楽體験をさらに向上させ、上海の公園が秘める消費(fèi)のポテンシャルをさらに顕在化させるという。

またキャラクターを?qū)毪工毪长趣?、長(zhǎng)江デルタ地域のテーマパーク市場(chǎng)の競(jìng)爭(zhēng)に対処するための戦略とも見なされている。中國(guó)テーマパーク研究院の林煥傑（リン?ホワンジエ）院長(zhǎng)は、「上海海昌海洋公園は市街地エリアからやや離れており、今後は上海ディズニーランドだけでなく、レゴランドなどのテーマパークとの競(jìng)爭(zhēng)にも直面することになり、さらに新型コロナウイルス感染癥の打撃が加わって、直面する市場(chǎng)環(huán)境での競(jìng)爭(zhēng)は激しいものになる。こうした背景から、中國(guó)國(guó)內(nèi)で一定の影響力や知名度を有するウルトラマンキャラクターを?qū)毪工毪长趣?、大きな牽引の役割を果たすものであり、収入と來?chǎng)者を増やすことになるだろう」との見方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）