中國國家航天局の情報によると、中國初の陸上生態(tài)系炭素観測衛(wèi)星「句芒號」が4日午前11時8分、太原衛(wèi)星発射センターで「長征4號乙」キャリアロケットによって成功裏に打ち上げられた。同衛(wèi)星は炭素ストック観測、生態(tài)資源の詳細な調(diào)査、國家重要生態(tài)プロジェクトの観測?評価などの分野にリモートセンシング観測サービスを提供する。人民日報が伝えた。

句芒號は國家民用宇宙インフラ中長期発展計畫の科學(xué)研究衛(wèi)星で、レーザー、マルチ角度、マルチスペクトル、ハイパースペクトル、偏波などの総合的なリモートセンシング手段により、植生の生物量、大気エアロゲル、植生クロロフィル蛍光などの要素の探査?計測を?qū)g現(xiàn)し、陸上生態(tài)系炭素観測、陸上生態(tài)と資源の調(diào)査?観測、國家重要生態(tài)プロジェクト観測?評価、大気環(huán)境観測と気候変動におけるエアロゲルの働きに関する研究などに広く用いられる。同衛(wèi)星はさらに標高點の取得、災(zāi)害観測?評価、農(nóng)業(yè)リモートセンシング観測などの需要を満たし、中國の陸上リモートセンシング定量化水準を大幅に上げる。

句芒號は軌道上で運営された後、アクティブとパッシプを組み合わせたリモートセンシング體制を採用し、世界の森林カーボンシンクのマルチ要素リモートセンシング情報を取得し、カーボンシンク計量の効率と精度を高め、従來の人工的なカーボンシンク計量の手段を変え、中國の二酸化炭素（CO2）排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの目標を達成するための重要なリモートセンシングのサポートを提供し、中國の森林、草原、濕地、砂漠化土地などに対する統(tǒng)計?観測?計算能力の建設(shè)をサポートする。

今回の任務(wù)ではさらに、衛(wèi)星「交通4號」と「閔行少年星」（閔行とは上海市閔行區(qū)のこと）2基の打ち上げに成功した。交通4號は軌道上で世界の船舶航行、フライト狀況、世界のIoT（モノのインターネット）と関連する情報の収集を行う。閔行少年星は幼稚園児?小中學(xué)生による衛(wèi)星の設(shè)計、開発、搭載、打ち上げなどの宇宙科學(xué)研究とプロジェクトの実踐參加にサービスを提供すると同時に、宇宙?地上一體化炭素源観測応用の科學(xué)研究を展開する。

長征シリーズの打ち上げは今回で430回目。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）