中國メディアの第一財(cái)経はこのほど、韓國の対中國貿(mào)易が3カ月連続で赤字を記録する見込みであることに関連し、「韓國の政財(cái)界が中國市場を失うことを懸念している」とする記事を掲載した。

韓國関稅庁によると、7月1～20日の韓國の対中國輸出額は前年同期比2．5％減の80億7600萬ドル（約1兆1000億円）、輸入は23．5％増の96億1500萬ドル（約1兆3100億円）。貿(mào)易収支は15億3900萬ドルの赤字で、7月全體でも赤字になると見込まれる。

韓國の対中貿(mào)易収支は、1994年8月以降、2022年4月まで27年間余り黒字を維持してきたが、5月は10億9900萬ドル、6月は12億1400萬ドルの赤字をそれぞれ記録した。

記事によると、韓國の韓悳洙（ハン?ドクス）首相は7月末、國會(huì)での対政府質(zhì)疑で、「対中國輸出の好況時(shí)代は終わった」との認(rèn)識(shí)を示した。

ソウル総合科學(xué)技術(shù)大學(xué)院大學(xué)の主任教授、黃菲（ホアン?フェイ）氏は、「今年後半もこの傾向が続けば、韓國の政財(cái)界は真剣に対策を考える必要がある」とし、「中國市場で本土ブランドが臺(tái)頭する中、韓國製品はより高い品質(zhì)とより良いサービスの方向へ引き上げなければならない。そうしなければ、中國市場を失うのは時(shí)間の問題だ」との見方を示している。（翻訳?編集/柳川）