2022年8月8日、中國メディア?観察者網(wǎng)は、「中國が臺(tái)灣統(tǒng)一をしなければ、臺(tái)灣の半導(dǎo)體産業(yè)は崩壊する」と主張する文章を掲載した。以下はその概要。

臺(tái)灣の半導(dǎo)體産業(yè)は近年世界の先頭を走るようになり、特にチップのOEM分野では世界最先端である。しかし、このままでは臺(tái)灣の半導(dǎo)體産業(yè)は急速に崩壊に向かうと信じている。

崩壊の根源は、その膨張にある。そして、一部の臺(tái)灣半導(dǎo)體業(yè)界関係者は己の分をわきまえず臺(tái)灣當(dāng)局と一緒になって情勢(shì)をかき亂している。近頃、臺(tái)灣第2のチップメーカーであるU(xiǎn)MC（聯(lián)電）のトップだった曹興誠（ツァオ?シンチョン）氏が「抗中保臺(tái)」勢(shì)力に対して30億臺(tái)灣ドル（約135億円）を寄付することが伝えられたほか、臺(tái)灣最大手TSMCの劉徳音（リウ?ダーイン）會(huì)長が中國本土に敵対的な態(tài)度を示し、ペロシ米下院議長が訪臺(tái)した際にはTSMCの上層部と食事しながらの交流が重要スケジュールとして盛り込まれた。

臺(tái)灣の半導(dǎo)體産業(yè)が大いに成功したことはみんなが認(rèn)めるところだが、それはグローバル化を基礎(chǔ)としたOEMで強(qiáng)みを握ったことによるものであり、設(shè)計(jì)能力や川上分野の設(shè)計(jì)自動(dòng)化（EDA）、さらには生産設(shè)備、消耗品といった分野の強(qiáng)みは持っていない。おまけに自らの市場(chǎng)は非常に小さいのだ。これは非常に脆弱であり、他者と協(xié)力することでのみ生きていける狀態(tài)なのである。

そして大事なのは、世界のチップの60％以上を中國本土が購入しているということ。中國本土は世界の主要市場(chǎng)であるばかりでなく、その生産能力も急速に発展させている。その中國本土を敵に回すということは、自分で自分の首を締めるようなものだ。

臺(tái)灣の半導(dǎo)體産業(yè)が膨張し、政治的な動(dòng)きを見せれば中國本土の信頼を失うというのは必然だ。彼らは自分の顧客は米國だと思っているようだが、米國だって中國に半導(dǎo)體を売らなければいけないのである。米中対立が深まる中で臺(tái)灣は中國の設(shè)計(jì)企業(yè)と直接提攜するチャンスを迎えているのに、彼らはその道を自らふさいでいる。

臺(tái)灣の半導(dǎo)體産業(yè)にとって唯一のチャンスは、祖國統(tǒng)一である。中國の発展の一部とならなければ、目の前にあるのは急速な崩壊だ。（翻訳?編集/川尻）