2022年8月10日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、ベトナムで半導(dǎo)體産業(yè)が発展しつつあることを報(bào)じた。

記事は、ベトナムメディアの報(bào)道として、サムスン電子の盧泰文（ノ?テムン）社長が5日にベトナムで、ベトナム北部のタイグエン省にFC-BGA高性能半導(dǎo)體実裝基板のテスト、生産拠點(diǎn)を建設(shè)し、23年7月より量産を開始することを発表したと紹介。盧社長がさらに、今年末から來年始めにかけてハノイに研究開発センターを建設(shè)することも明らかにしたとしている。

そして、サムスンはすでにベトナム國內(nèi)に複數(shù)の工場を持っており、同社が生産する攜帯電話の50％以上がベトナムで生産されていること、年內(nèi)にベトナムに33億米ドル（約4450億円）を投資予定であることなどを紹介した。また、サムスンのほかに英インテルもホーチミンに実裝、テスト工場を設(shè)け、臺(tái)灣?日月半導(dǎo)體傘下の環(huán)旭電子や日本のルネサスエレクトロニクスなどもベトナムで業(yè)務(wù)を展開していると伝えた。

その上で、中國の半導(dǎo)體産業(yè)研究企業(yè)?芯謀研究のチーフアナリスト顧文軍（グー?ウエンジュン）氏がベトナムについて「半導(dǎo)體製造工場を設(shè)けることは難しいが、『半導(dǎo)體の実裝、テストの地』となることはできる」と語り、設(shè)計(jì)、製造、実裝、テストという半導(dǎo)體産業(yè)の4大工程のうち、最も低い技術(shù)力で実現(xiàn)できる一方で利益も低い実裝、テスト工程において、廉価な労働力と土地を持つベトナムが強(qiáng)みを握っているとの見解を示したとした。

そして、インテルのアジア太平洋?日本地域総支配人のスティーブ?ロング氏が以前、ベトナムメディアの取材に対して「安定した社會(huì)、政治環(huán)境、自由化が進(jìn)む貿(mào)易、投資政策、若くて能力がある労働力といった要素が外國投資家、特に大型ハイテク企業(yè)をベトナムに呼び込んでいる」と語る一方で、ベトナムが半導(dǎo)體業(yè)界の先進(jìn)的な製造業(yè)務(wù)をサポートするためには引き続きインフラの構(gòu)築と政策の整備が必要だとしたことを紹介。半導(dǎo)體の生産に必要な電力の供給不足解消、ローカルの半導(dǎo)體人材育成、そして世界の優(yōu)れた人材の呼び込みなど、ベトナムが高付加価値で利益率の高い半導(dǎo)體製造セクションに參入するための課題が山積していると伝えた。（翻訳?編集/川尻）