中國の生活雑貨チェーン大手「名創(chuàng)優(yōu)品（メイソウ）」の創(chuàng)業(yè)者、葉國富（イエ?グゥオフー）氏の「デザインの起源」に関する発言が、中國のSNS上で物議を醸している。

2013年創(chuàng)業(yè)のメイソウは、「日本の無印良品、ユニクロ、ダイソーを足して3で割ったようなもの」「日本企業(yè)のパクリ」などとやゆされることもあったが、店舗數(shù)は中國を中心に約100カ國で計(jì)5000店を超える。20年10月に米ニューヨーク証券取引所に上場。今年7月には香港取引所に重複上場した。

メイソウをめぐっては最近、スペインのブランド代理店がインスタグラムでチャイナドレスの人形を誤って「日本の蕓妓」と翻訳していたとして中國國內(nèi)で批判が殺到し、本社が謝罪に追い込まれた。また、メイソウが店內(nèi)で中國語曲を流すのを禁止しているとする元アルバイトの告発も物議を醸した。

さらに中國版ツイッターの微博（ウェイボー）に10日、「メイソウの葉國富氏がデザインの起源を語る」との動(dòng)畫が投稿された。

それによると、葉氏は、デザインの起源について「中國は韓國に學(xué)び、韓國は日本に學(xué)び、日本は米國に學(xué)ぶ。よってわれわれは直接、韓國を飛び越えて、最速で日本と米國に學(xué)ぶ」と発言した。

これについて、中國のウェイボー利用者からは「しょーもない」「はい解散」「行くところまで行った感ある」「崇洋媚外（外國を崇拝し、外國にこびる）」「二度と買わない」などの聲が上がった。（翻訳?編集/柳川）