米國が主導(dǎo)する半導(dǎo)體サプライチェーン協(xié)議體である「チップ4」（米國?日本?韓國?臺灣）の予備會議に、韓國政府が參加する意向を米國側(cè)に伝えたことが分かった。朝鮮日報は中國の反発を考慮して「中國向け輸出規(guī)制はチップ4に盛り込まないという內(nèi)容で米國の説得にも乗り出す」と報じた。

チップ4は米バイデン政権が今年3月、中國を除いた日本?韓國?臺灣に提案した半導(dǎo)體サプライチェーン?ネットワーク。ファブレス（自社で生産設(shè)備を所有せずに製品の設(shè)計やマーケティング、販売などの機能に特化）＝米國、ファウンドリ（半導(dǎo)體メーカーやファブレスからの委託を受けて半導(dǎo)體チップの製造）＝韓國?臺灣、素材＝日本の各分野でそれぞれ強みを持つ4カ國が安定した半導(dǎo)體供給のため協(xié)力しようという狙いだ。

朝鮮日報によると、米政府は8月末までに參加の可否を連絡(luò)するよう通知していたが、韓國政府はこれまで慎重な姿勢だった。韓國の昨年の半導(dǎo)體輸出額のうち、中國向け輸出は約502億ドル（約6兆7800億円）と約39％を占め、サムスン電子?SKハイニックスの売り上げにおける中國が占める割合も30％を上回っているためだ。

韓國政府が予備會議參加を決めた背景には、規(guī)則を作る段階から、いわゆる『ルール?メーカー』として參加し、韓國の立場を最大限反映させるという考えがあるという。大統(tǒng)領(lǐng)室関係者は「チップ4に參加して情報交換し、善意の協(xié)力?競爭をすることは韓國の半導(dǎo)體の未來にも役立つ」「主要半導(dǎo)體製造國?技術(shù)保有國と協(xié)力して技術(shù)格差を維持し、市場支配力を維持するのが韓國の國益にも合っている」と語った。

同時に韓國政府は中國がチップ4に反発する可能性が高いだけに、予備會議で「特定國家を排除?規(guī)制しない方向へ協(xié)力を推進しよう」という意見を出す計畫だ。政府関係者は「チップ4は中國を孤立させるための排他的同盟ではない」「チップ4に參加し、中國にも合わせたサプライチェーン協(xié)力ができるだろう」と説明した。

聯(lián)合ニュースによると、韓國の樸振（パク?ジン）外相は9日に中國?青島で中國の王毅國務(wù)委員兼外相と會談。チップ4をめぐり、中國の懸念を解消する役割を韓國が果たせると強調(diào)した。

韓國外務(wù)省高官は「韓國は特定の國を排除する意図が全くなく、韓中が密接に連攜する経済通商構(gòu)造を勘案すれば、韓國が懸け橋の役割を果たせるという立場を説明した」と紹介。樸外相は中國の懸念を理解しているとして「韓國がチップ4に加わるのは中國の立場から必ずしも悪いことではないということを伝えた」とも述べた。樸外相の発言に対し、王外相は韓國が慎重に判斷することを望むという意見を示したという。（編集/日向）