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日中これからの50年 友好?理解?共同

小島康譽(yù)    2022年8月13日(土) 16時(shí)0分

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筆者は愛知県日中友好協(xié)會(huì)「日中國交正?;?0周年記念講演會(huì)」で「日中これからの50年 友好?理解?共同 ~新疆ウイグル自治區(qū)で國際協(xié)力40年~」と題して講演した。

1972年9月29日、日本と中國は國交を正常化した。筆者なりにこの50年を振り返ると、憧憬?波亂?緊張?改善期と區(qū)切れよう。そして現(xiàn)在は停滯期と言える。悪化中とする人もいるが前向きに停滯期と言いたい。今年は50周年の記念すべき年であるが、祝賀ムードは両國ともに殆どない。その要因は、歴史?領(lǐng)土?米中対立(世界情勢ふくむ)?コロナ往來難?情報(bào)の影響と思われる。歴史=両國関係は、長い友好交流?先の戦爭?その後の協(xié)力と概観できるが、戦爭部分にスポットが集まり、他の部分は過小評(píng)価されている。領(lǐng)土=?jīng)_縄県尖閣諸島(中國名:釣魚島)をめぐっての対立。

そして米中対立(世界情勢ふくむ)=世界2大國といえる米中は多分野で対立、さらにウクライナ戦爭などが絡(luò)み、米と同盟を結(jié)ぶ日本も巻き込まれている。コロナ往來難=コロナ禍で往來困難となり意思疎通が難しくなっている。情報(bào)=世界中のメディアから私的SNSまでが、それぞれの立場?主張?國益…から発信。売らんがため目立つための商業(yè)ジャーナリズム?ネガティブ情報(bào)が多く、善隣ジャーナリズム?ポジティブ情報(bào)は埋もれがち。排他的情報(bào)に引っ張られ立體的?総合的判斷を難しくしている。

50年前の両國政府の「共同聲明」前文には「一衣帯水の隣國?長い伝統(tǒng)的友好の歴史?戦爭責(zé)任を痛感し深く反省?『復(fù)交三原則』再確認(rèn)?社會(huì)制度の相違があるにもかかわらず?相互に善隣友好関係を発展させる?両國國民の利益に合致?アジアにおける緊張緩和と世界平和に貢獻(xiàn)」などとある。このように日中両國は「隣國」であるが、「社會(huì)制度の相違がある」隣國。つまり體制?民族?歴史?國益?思想などが異なる外國、よって相互理解は容易でない。難しいからこそ相互理解の努力が求められる。さらに進(jìn)めて共同活動(dòng)の実踐が重要。

以上および新疆諸氏と行ってきた國際協(xié)力、7月の習(xí)近平國家主席の新疆視察、新疆の大発展ぶり、「G2」中國と10年30年50年後を見據(jù)えての交流の重要性などを7月23日、「ピンポン外交」ゆかりの愛知工業(yè)大學(xué)で開かれた愛知県日中友好協(xié)會(huì)「日中國交正常化50周年記念講演會(huì)」で「日中これからの50年 友好?理解?共同 ~新疆ウイグル自治區(qū)で國際協(xié)力40年~」と題してPPTで講演した。第7波で前日には20萬余感染の中、日中友好協(xié)會(huì)の岡崎溫理事長?愛知工業(yè)大學(xué)の後藤泰之學(xué)長?名古屋市議會(huì)の中村満議員?愛知県日中友好協(xié)會(huì)の原田泰浩副會(huì)長?東海日中関係學(xué)會(huì)の川村範(fàn)行會(huì)長ら50余名が參加された。中國駐名古屋総領(lǐng)事館からも李巧副領(lǐng)事と黃旭峰氏が參加された。オンライン參加も多數(shù)とか。

筆者は國交正?;贬幛?0月、香港(當(dāng)時(shí)は英領(lǐng))から鉄橋を歩いて渡り、両側(cè)に著剣した人民解放軍が並ぶ中を中國へ入った。1982年からは新疆で國際協(xié)力を?qū)g踐してきた。筆者にとって今年は中國訪問50周年であり、新疆活動(dòng)40周年でもある。國際間フライトも再開されつつある。國交正?;?0周年の今こそ未來志向で友好?理解?共同を推進(jìn)し「復(fù)交三原則を再確認(rèn)し、善隣友好関係を発展させ、緊張緩和と世界平和に貢獻(xiàn)」を期待したい。筆者も老殘微力を捧げる。

しかし8月2日、米ペロシ下院議長が中國の強(qiáng)い反対を押し切って臺(tái)灣訪問。中國は猛反発し臺(tái)灣島周辺で大規(guī)模軍事演習(xí)や対米制裁。臺(tái)灣問題は大きく動(dòng)き出し、米中対立は新たな段階に入った。東アジアは緊張期に入った。日本のEEZ內(nèi)にもミサイル落下。岸田首相は韓國経由來日したペロシ議長と5日朝食。米國と同盟を結(jié)ぶ日本は、同時(shí)に中國と関係深いアジアの隣國。難しいバランス外交が求められる。日中関係改善はさらに困難となるのだろうか? そんな今こそこれからの50年を見據(jù)えて友好?理解?共同を!

■筆者プロフィール:小島康譽(yù)


浄土宗僧侶?佛教大學(xué)內(nèi)ニヤ遺跡學(xué)術(shù)研究機(jī)構(gòu)代表?新疆ウイグル自治區(qū)政府文化顧問。1982年から新疆を150回以上訪問し、多民族諸氏と各種國際協(xié)力を?qū)g施中の日中理解実踐家。
ブログ「國獻(xiàn)男子ほんわか日記」
<新疆は良いところ>小島康譽(yù) 挨拶―<新疆是個(gè)好地方>
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小島康譽(yù)氏コラム

※本コラムは筆者の個(gè)人的見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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