2022年8月13日、中國(guó)メディアの澎湃新聞は、中國(guó)のネット上で「健康リスクを懸念して、ペルーの當(dāng)局が5Gアンテナを撤去している」との虛偽情報(bào)が拡散したことを報(bào)じた。

記事は、中國(guó)版ツイッター?微博で12日「健康リスクの存在を懸念して、ペルーの當(dāng)局が5Gアンテナを撤去している」という約2分間の動(dòng)畫(huà)が投稿され、拡散したと紹介。動(dòng)畫(huà)では作業(yè)員が黃色いクレーン車を操縦し、樹(shù)木に偽裝したアンテナ用の電柱を撤去する様子が映っていたとした。

その上で、動(dòng)畫(huà)のソースをたどったところ、確かにペルーで撮影されたものであった一方で、少なくとも2019年11月以前のものであったことが判明したと指摘。ペルー?リマ県にあるミラフローレス市が19年11月30日にSNS上で生配信した、未許可で敷設(shè)された無(wú)線アンテナ用電柱を撤去する映像だったとし、撤去された高さ30メートルの電柱は、現(xiàn)地のプロバイダーが當(dāng)局や住民の許可、同意を得ず夜中にこっそりと設(shè)置したものだったと伝えている。

記事はまた、ペルーの運(yùn)輸通信省が20年6月にSNS上で、ペルー國(guó)內(nèi)にまだ5Gアンテナが敷設(shè)されていないことを明らかにするとともに、5Gと新型コロナ、およびそのワクチンとを関連付けた陰謀論を否定し「電信アンテナががんや疾病を引き起こすという神話にはもううんざりした……関係性を示す科學(xué)的な研究結(jié)果は何一つない」としていたことを紹介。このほど拡散した動(dòng)畫(huà)の內(nèi)容がデマであるとの結(jié)論を示した。（翻訳?編集/川尻）