2022年8月15日、韓國?YTNは、「舊日本軍による慰安婦被害者の李容洙（イ?ヨンス）さんが、尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領の光復節(jié)の演説について『歴史問題と慰安婦問題について一言も述べなかった』と批判した」と伝えた。

韓國では8月15日は日本の植民地支配からの解放を記念する「光復節(jié)」。尹大統(tǒng)領は式典で演説し、「日韓関係の包括的な未來像を提示した」として1998年の當時の金大中（キム?デジュン）大統(tǒng)領と小渕恵三首相による日韓共同宣言を継承する考えを示し、両國関係を早期に回復し発展させると述べた。

李さんはこの日、「日本軍慰安婦問題國際司法裁判所付託推進委員會」を通じ、尹大統(tǒng)領の演説內(nèi)容について「慰安婦問題への言及がなく、日本との関係改善についての話だけだった」「日本が歴史を歪曲（わいきょく）し名譽を踏みにじっても、日本の機嫌を取ることのほうが大事なのか。日本による反省と謝罪が先だ」とコメントした。

また、韓國政府に慰安婦問題を解決する意志がないのなら、この問題を國連拷問防止委員會に付託するよう尹大統(tǒng)領に求めたという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「大統(tǒng)領は無知で、問題が何なのか分かってないんです。ごめんなさい」「尹大統(tǒng)領に何を求めているんだ？」「日本のご機嫌を損ねるのが怖くて、何も言えないんだよ。歴代大統(tǒng)領でトップクラスの無能だからね」「尹大統(tǒng)領になって、この國は逆行している気がする」「光復節(jié)なのに日本と仲良くしようと言う、おかしな大統(tǒng)領」など、尹政権への批判の聲が殺到している。一方で「これからは関係を改善すべきだ。反省と謝罪を最後まで要求し日韓関係を破綻させた文在寅（ムン?ジェイン）前大統(tǒng)領をまね続けるわけにはいかない」といった聲も見られた。

また、「おばあさん、この政権に何を期待してるんですか」「文句は尹美香（ユン?ミヒャン、正義連前代表で支援金流用などの疑いで裁判中）に言わないと」「おばあさん、2年前に自分で日本と協(xié)力して未來を考えようと言ったでしょ。私の記憶違いか？」「元慰安婦としては、ずっとその話をしていてほしいんだよね。でもこの5年間、その話をやりすぎて、日韓関係はひどい狀態(tài)になってしまった。過去も大事だけど、今を生きないと」など、李さんに対するコメントも多く寄せられている。（翻訳?編集/麻江）