2022年8月15日、中國(guó)の自動(dòng)車情報(bào)サイト?易車に、「日本車をボイコット？三菱、スズキ、トヨタがいなければ國(guó)産車の今はなかった！」とする文章が掲載された。以下はその概要。

中國(guó)の自動(dòng)車産業(yè)発展史において、日本の自動(dòng)車ブランドは重要な役割を果たしたと言える。國(guó)産車が弱く貧しい時(shí)代に、日系メーカーが支援の手を差し伸べてくれたのだ。技術(shù)譲渡という點(diǎn)では、日本人は確実に歐米人より優(yōu)しかった。

まず、エンジン技術(shù)だ。かつての國(guó)産自動(dòng)車は、お金も技術(shù)も人材もなく、自力ではエンジンさえも造れなかった。その時(shí)支援してくれたのが日本のブランドだ。三菱の4G13シリーズなど少なくとも10種類のエンジンが中國(guó)ブランドの自動(dòng)車に「就役」し、スズキのG13、F10シリーズエンジンも人気車種に用いられた。トヨタの1ZZ-FE、5A型シリーズ、8A型シリーズは數(shù)多くの車種に採(cǎi)用され、吉利汽車は創(chuàng)業(yè)時(shí)にトヨタ製エンジンを大量に用いた。三菱、スズキ、トヨタの3社がなければ、中國(guó)ブランドは車1臺(tái)すら造れず、現(xiàn)在の成長(zhǎng)もなかったのである。

次に、乗用車の技術(shù)である。マツダは第一汽車にマツダ6のプラットフォームを輸出し、これがベースとなってオリジナルブランドの「奔騰」が誕生した。マツダは海南汽車とも提攜してマツダ323を輸出している。トヨタは第一汽車にクラウンの技術(shù)、プラットフォームを輸出しており、第一汽車はこれをベースに紅旗の盛世とH7を造った。日産は東風(fēng)汽車と提攜し、大量のプラットフォーム、技術(shù)が採(cǎi)用された。三菱と提攜した東南汽車はランサーを原型とした菱帥を造った。

そして、商用車の技術(shù)だ。三菱のミニキャブL100は五菱によって消化、吸収され、五菱之光、五菱宏光などのモデルを産んだ。長(zhǎng)安の商用車はスズキのランディーがベースであり、長(zhǎng)安之星などのワゴン車の原型はまさにこの車なのだ。江鈴汽車と陸風(fēng)汽車のピックアップトラックはいずれもいすゞのロデオシリーズがベースで、トヨタのハイラックスやいすゞのD-MAXシリーズも取り入れている。トラックではUDトラックスの技術(shù)が東風(fēng)汽車のトラック製造に生かされている。

多くの人が、日本によって中國(guó)に移転された技術(shù)はみんな時(shí)代遅れのものだったと言う。しかし、日本以外の國(guó)のブランドはそもそも古い技術(shù)であろうがあらゆる技術(shù)を中國(guó)に譲るつもりはなかった。そこには中國(guó)を永遠(yuǎn)の代理生産工場(chǎng)にしておき、中國(guó)の自動(dòng)車工業(yè)が臺(tái)頭して自らの脅威になることを防ぎたいという思惑があったからだ。今や中國(guó)企業(yè)は一定の自主開発力と、自動(dòng)車工業(yè)體系を持つに至り、自動(dòng)車大國(guó)から自動(dòng)車強(qiáng)國(guó)へと進(jìn)化しようとしているが、日系ブランドが中國(guó)の自動(dòng)車工業(yè)をアシストした功績(jī)は決して消え去るものではないのだ。（翻訳?編集/川尻）