Record China 2022年8月16日(火) 15時0分
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中國?江蘇省蘇州市の街中で、日本の浴衣を著た女性が警察官に連行された騒動について、中國共産黨機関紙?人民日報系の環(huán)球時報の元編集長である胡錫進氏が言及した。
中國?江蘇省蘇州市の街中で、日本の浴衣を著た女性が警察官に連行された騒動について、中國共産黨機関紙?人民日報系の環(huán)球時報の元編集長である胡錫進(フー?シージン)氏が言及した。
騒動は今月10日、同市にある「日本風情街」と呼ばれる淮海街で起きた。女性が日本のアニメのコスプレの浴衣姿で撮影をしていたところ、警察官に取り囲まれ、叱責を受けた上、「挑発行為」との名目で連行された。中國版ツイッター?微博(ウェイボー)では當初、女性を擁護し、警察側(cè)を批判する聲が多かったが、その後極端な愛國主義者たちの知れるところになると、女性を批判する聲も目立ち始めた。
騒動について胡氏は「中國の開放的な都市で和服を著ることを許容しないということは、あるべきでない。法律にこのような規(guī)定がないことは周知の事実だ」とする一方、「しかし現(xiàn)実には日中関係の緊張が続き、日本が反中路線をエスカレートさせていることが、中國國民の感情を強く刺激している。これは、人々が和服を見る際の特殊な心理的背景となっている」と述べた。
その上で、「淮海街は日本風の街であり、警察官が和服を著ているという理由だけで強制連行し、挑発を理由に治安処理をしたことには、法的根拠はないと考える」と指摘。「蘇州は中國で最も開放的な都市の一つであり、私もあの街で和服を著ることが許容されないことを望まない。和服は軍服ではなく、法的に著用を禁止される理由はない」とした。
一方で、「(取り締まりの現(xiàn)場で撮影された)動畫は短く、話し手が誰なのかはっきりと確認できなかった。當時の狀況もよく分からない。もし、女性が和服を著て街を歩くことで深刻な問題が生じると警察官が予見した場合は、その狀況に応じて定義づけを行うことになる」と述べた。胡氏はこのほか、ネット上でこの問題が話題になった8月15日(終戦の日。中國では「日本の敗戦の日」)が中國人にとって敏感な日であることも関係しているとの見方を示した。
胡氏は最後に「われわれの社會は和服の著用を禁止すべきではないし、そのような規(guī)則も実際にない。しかし、和服を著るときには周囲の狀況に気を配り、不快感を與えないようにすること。また、不必要な議論の中心になることをできるだけ避けるように勧める。多くの人の感情を尊重することは、間違いではない」と述べた。(翻訳?編集/北田)
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