中國の金融情報(bào)會(huì)社である東方財(cái)富が運(yùn)営するCINNOリサーチによると、2022年上半期（1－6月）における中國での折り畳みスマートフォンの販売臺(tái)數(shù)は130萬臺(tái)に達(dá)し、2021年通年の116萬臺(tái)を上回った。華為技術(shù)（ファーウェイ）も販売臺(tái)數(shù)を増やしたが參入企業(yè)が増えたこともあり、シェア率50％以上を維持したものの前年に比べればやや低下した。

2022年上半期は、ロシア?ウクライナ戦爭やインフレの進(jìn)行、一部地域における新型コロナウイルス感染癥の発生などの影響で、通信端末機(jī)器への需要は低迷した。しかし折り畳みスマートフォンは販売臺(tái)數(shù)を大きく伸ばした。CINNOResearchの調(diào)べによると、2022年第2四半期（4－6月）の中國市場における折り畳みスマートフォンの販売臺(tái)數(shù)は前年同期比132．4％増の58萬7000臺(tái)だった。

販売シェアトップのファーウェイは2022年第2四半期に前年同期比70％増の31萬5000臺(tái)を販売した。同社が2021年12月に発売した「P50Pocket」は、22年になってから2四半期連続で折り畳みスマートフォンの販売臺(tái)數(shù)の首位を維持した。

サムスンの折り畳みスマートフォンの22年第2四半期における販売臺(tái)數(shù)は前年同期比222％増の約9萬7000臺(tái)で、中國國內(nèi)での販売臺(tái)數(shù)が小米（シャオミ）を抜いて第2位となった。サムスンの場合には製品のラインアップが豊富という特徴があり、市場全體の拡大により「パイをより多く食べられた」?fàn)顩rとなった。

2022年第2四半期に、同分野におけるファーウェイの市場シェアは前年同期比で19．5ポイント下落して53．7％だったが、シェア50％以上は維持した。サムスンのシェアは同4．6ポイント上昇の16．6％だった。その他のメーカーの2022年第2四半期における折り畳みスマートフォンの販売シェアは、4月に発売された維沃移動(dòng)通信（vivo）のX Foldが10％、2021年12月発売の歐珀（OPPO）のFind Xが7．7％、22年4月発売の榮耀（Honor、ホーナー）のMagicVが6．8％だった。

CINNOリサーチは折り畳みスマートフォン分野で參入企業(yè)が増えたことを「市場構(gòu)造がよい方向に向かい続けている」と評(píng)価した。また、折り畳みスマートフォン市場については製造ラインが確立され販売臺(tái)數(shù)と消費(fèi)者による評(píng)価も上昇しているので長期的に見れば良好と分析。ただし、「スマートフォン端末全體としては需要が落ち込んでいる」と指摘し、各社は2022年下半期にはある程度の在庫調(diào)整を行い、折り畳みスマートフォンについても比較的慎重な戦略を採用し、新製品の発表を延期するなどで在庫を減らすとの見方を示した。（翻訳?編集/如月隼人）