2022年8月17日、韓國(guó)?國(guó)民日?qǐng)?bào)は「最近米國(guó)でTikTokなどのSNSを中心に他人の車を盜む様子を収めた映像が拡散している」とし、「現(xiàn)代自動(dòng)車と起亜自動(dòng)車の車が盜難の主なターゲットになっている」と伝えた。

記事によると、米イリノイ州シカゴを管轄するクック郡の保安官事務(wù)所は16日（現(xiàn)地時(shí)間）、7月1日から約1カ月間で現(xiàn)代自動(dòng)車と起亜自動(dòng)車の車両の盜難事件が642件発生したと発表した。昨年同期（74件）比で8倍を超える件數(shù)だという。

盜難事件はシカゴだけでなく米國(guó)全域で発生している。ミネソタ州ミネアポリス警察も、今年だけで現(xiàn)代自動(dòng)車268臺(tái)、起亜自動(dòng)車432臺(tái)が被害に遭ったと明らかにした。また、この2社が「トヨタやホンダ、フォードを抑えて竊盜標(biāo)的1位となった」とし、「TikTokなどを中心に流行中の起亜ボーイズチャレンジが影響を及ぼした」と指摘したという。

起亜ボーイズチャレンジとは、盜んだ車を使って危険な運(yùn)転を披露する映像を投稿するというもの。竊盜犯は窓を割って車內(nèi)に入り、キーホール周辺のプラスチックカバーを外した後にUSBケーブルなどを使ってエンジンをかけているという。

米警察は、盜難防止裝置の「エンジンイモビライザー」が搭載されていない現(xiàn)代自動(dòng)車?起亜自動(dòng)車の車両が標(biāo)的になっていると分析している。21年11月より前に生産された現(xiàn)代自動(dòng)車?起亜自動(dòng)車の車両にはこの裝置が搭載されていないという。

盜難事件が相次いでいることを受け、米國(guó)の現(xiàn)代自動(dòng)車?起亜自動(dòng)車の所有者らは「設(shè)計(jì)の欠陥により車が盜まれた」として集団訴訟を起こした。

現(xiàn)代自動(dòng)車?起亜自動(dòng)車の米國(guó)販売法人は當(dāng)局と協(xié)力し、所有者らにハンドルロック裝置の支援や、盜難防止セキュリティーキットの提供を行うという。

この記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「韓國(guó)なら竊盜した人が訴訟の対象になるのに、米國(guó)では現(xiàn)代自動(dòng)車が訴訟の対象になるのか」「これもまた1つの人種差別だ。処罰するのは竊盜犯だけでいい」など、集団訴訟に疑問(wèn)を示す聲が上がっている。

また、「米國(guó)で起きたからセキュリティー裝置を開(kāi)発して提供する。これが韓國(guó)なら『盜まれた人の不注意が問(wèn)題だ』と言って會(huì)社は責(zé)任逃れをするだろう」「やっぱり米國(guó)は消費(fèi)者の國(guó)。韓國(guó)では消費(fèi)者がカモ扱いされる」と指摘する聲も。

その他「イモビライザー機(jī)能は最先端機(jī)能でもないのだから、エアバックと同じように搭載必須にするべきでは？」との聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）