シンガポールの中國語紙「聯(lián)合早報」は15日、中國について、「新型コロナの感染拡大が夏季旅行市場を混亂させる」とする記事を掲載した。

記事によると、中國の人気観光都市の多くが最近、新型コロナ流行の新たな波に襲われ、夏季旅行市場が混亂している。

「中國のハワイ」とも呼ばれるリゾート地の海南省三亜市、新疆ウイグル自治區(qū)ウルムチ市、チベット自治區(qū)ラサ市、ラサに次ぐチベット第2の都市シガツェに続き、甘粛省敦煌市も13日、感染対策を強(qiáng)化する「靜黙管理」に入り、すべての旅行會社が活動を一時停止した。

國內(nèi)の多くの観光都市で旅行のピークシーズンがコロナによって「陥落」させられた?；貜?fù)しつつあった旅行市場に急ブレーキがかかってしまうのか。

中國で未來研究に従事する全國規(guī)模の學(xué)術(shù)団體、中國未來研究會観光分科會の劉思敏（リウ?スーミン）副會長は、「今回の流行の波は人気観光都市で同時に発生し、回復(fù)しつつあった國內(nèi)の旅行業(yè)に直接的な打撃を與えている。10月の國慶節(jié)（建國記念日）大型連休に人々は、規(guī)制が強(qiáng)化されて旅行先から戻れなくなることを心配し外出したがらなくなるのではないか」と述べて、旅行市場の回復(fù)の見通しに懸念を示している。（翻訳?編集/柳川）