三星堆遺跡で初の翼のある神獣が出土―中國

人民網(wǎng)日本語版    2022年8月18日(木) 18時30分

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三星堆遺跡で初めて翼のある神獣が出土した。

頭は竜で、鼻は豚のような形をした「豬鼻竜頭柱狀器」が発掘された四川省広漢市の三星堆遺跡にある祭祀?yún)^(qū)8號坑內(nèi)で、考古學(xué)者が「銅尊器蓋」を発掘していた際、その上部から4つの翼がある小神獣を発見した。翼のある神獣が三星堆で発見されるのはこれが初めてとなる。

考古學(xué)者が8號坑の中央付近で発見したこの器物は、「透かし彫り立獣器蓋」と暫定的に命名された。

上にあった銅罍の発掘作業(yè)が終わり、「透かし彫り立獣器蓋」の全容が明らかになった。手のひらほどの大きさの青銅製の人が蓋の部分の上で逆立ちしており、両手でふたの部分をしっかりと支えている。透かし彫り花紋から上に広がっている臺には小神獣が立っており、その肩と臀部から翼4つが生えている。

北京大學(xué)考古文博學(xué)院の準(zhǔn)教授で、8號坑の責(zé)任者である趙昊(ジャオ?ハオ)氏は、「神獣の背中にはもう一つ何かがある。今のところ神樹の模型ではないかと見ている。樹の根の部分は既に現(xiàn)れてきている」と説明する。

「透かし彫り立獣器蓋」の頭部は滑らかな形で、トラに似ており、鋭い歯が生えている。これまでに三星堆遺跡で発見された他の神獣の頭部の形や口、鼻の形とは異なっている。

その他、8號坑からは、翼が透かし彫りの青銅鳥も見つかっている。青銅神樹の青銅鳥の形とは異なっており、三星堆でこれまでに発見された唯一の翼が透かし彫りの青銅鳥となっている。

三星堆8號坑の発掘は終盤に差し掛かっており、9月末から10月初めには発掘作業(yè)が終わる予定だ。発掘作業(yè)終了後は、室內(nèi)での整理と修復(fù)作業(yè)が行われる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)


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