今年の夏休みに公開(kāi)され、注目を集めているファンタジー時(shí)代劇2作品のストーリーの面白さや出演者のビジュアルなどをめぐる「対決」がSNS上で勃発している。一つはヤン?ズー（楊紫）、チョン?イー（成毅）主演の「沉香如屑」、もう一つはユー?シューシン（虞書(shū)欣）、ワン?ホーディー（王鶴棣）主演の「蒼蘭訣」。

先月20日に配信が始まった「沉香如屑」は、2018年に大ブレークした「霜花の姫～香蜜が咲かせし愛(ài)～」のバージョン2．0作品として多くのファンを魅了し、特に一人二役を擔(dān)っているチョン?イーは多くの注目を集めてきた。一方、今月7日から配信が始まった「蒼蘭訣」は、主人公同士のコミカルな掛け合いとワン?ホーディーの濃い魅力が光り、評(píng)価を上げている。

こうした中、中國(guó)のSNSでチョン?イーとワン?ホーディーのビジュアルや演技を比較する投稿が相次ぎ、ファンの関心を引き寄せている。

チョン?イーと言えば、16年のファンタジー時(shí)代劇「青雲(yún)志～天に誓う想い～」で演じた林驚羽の役で腳光を浴びるようになり、20年は「琉璃～めぐり逢う2人、封じられた愛(ài)～」で主人公の禹司鳳を好演し、以來(lái)安定した演技と古風(fēng)なイケメンぶりで時(shí)代劇が似合う実力派俳優(yōu)に成長(zhǎng)してきた。

一方でワン?ホーディーは、16年の四川省大學(xué)ミスターコンテストでの優(yōu)勝をきっかけに蕓能界に入り、翌年は中國(guó)版「花より男子」で道明寺役に抜てき。いきなりデビューし、「蕓能界出世コース」に乗るようになる。しかし、それ以後ヒット作と呼べるほどの作品に巡り合えず、21年に出演したファンタジー時(shí)代劇「遇龍」は、「演技が硬い」「銀髪の質(zhì)が悪い」などの酷評(píng)が相次いだ。

そんなワン?ホーディーにとって運(yùn)命を変えた作品がいま絶賛配信中の「蒼蘭訣」。性格が明るくかわいらしいユー?シューシンとの抜群のケミストリー、「傲慢な悪魔」にピッタリなルックスと演技が反響を呼び、「花より男子」以來(lái)の再ブレークを果たしている。

不動(dòng)の人気でファンタジー時(shí)代劇にうってつけの俳優(yōu)と呼ばれるチョン?イー。これから俳優(yōu)キャリアを積み上げていくワン?ホーディー。2人の今後の出演作品と活躍ぶりに要注目だ。（編集/RR）